静岡ベルグ 冬季救助訓練

2月19日(日)に勤労者山岳連盟 静岡ベルグの冬季救助訓練が富士山御殿場口双子山付近にて行われました。
出席者は西部地区から6名、静岡労山からは4名の合計10名の隊員が参加しました。.
 
始めは雪山搬出訓練を行いました、遭難者役は地区リーダーで当会のSさんがやりました。
冷たい雪の上に寝ています、早く救助しなければ。
富士山で冷凍マグロになっちゃうよ~~。
 
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救助用のストレッチャーに収容されました、搬送用に梱包されます。
当会から出席のメンバー、左側の黒いジャケットのK副隊長と薄緑のジャケットのK隊員が居ます。
 
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無事パッキングも終わり、これから雪上を搬送されてゆきます。
 
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急傾斜地の引上げをしています、上部の立ち木で支点を取り 1/1システムで引上げています。
人数が多い時はこのシステムが簡単で素早く作業が出来ます。
 
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午後は各種雪中埋め込み支点の確認、積雪弱層テストを行い、雪崩遭難埋没者の掘り起こし作業 を行いました。
V字コンベアーベルト・メソッドの練習をしています。

 
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訓練最後にはアバランチビーコンの取り扱いと、埋没者のビーコン捜索訓練を行いました。
Kさんがビーコンを着けて操作方法の仕方を練習中です。
雪山に入る登山者やゲレンデ外で滑るスキーヤー、スノーボーダーは必携の装備です。
とても高価なので中々装備できません。
 
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埋没地点まで捜索をしてきました、「もうこの辺りのはずなんだが?」。
捜索をする青いジャケットのS隊員とグリーンのK隊員。
無事、埋没していた発信ビーコンを発見する事が出来ました。
午前中は特に風の通りが良い谷筋での訓練でしたので大変寒かったです。
冬の山岳事故が無いと良いですね、ベルグの登録隊員はがんばってますよ。
出席隊員の皆さまお疲れさまでした。