1/1-2 小豆島 吉田の岩場
Day5 元旦・新年明けましておめでとうございます。昨晩の除夜の鐘はQさんも聞いたようで夢ではなかったことを確認。朝食は「うどん」。香川には「正月うどん」というものがあり、正月にうどんを食べて縁起を担ぐのだそうです。赤い具材をトッピングするのがポイント。

小豆島のキャンプ場で迎える元旦

ミッキーのかまぼこを添えた「正月うどん」
この日はキャンプ場前の舗装道路を10分ほど歩き、さらに山に入り数分のところにある吉田の岩場に向かいました。日当たりが良く風も遮られ居心地が良いです。
まず私とイデッチが向かったのは京都ロックエリア。「川の流れのように」を登ってみます。カンテ状の右の壁から左に移るあたりが核心のようです。慎重に足を置き無事左側に移ることができました。

「川の流れのように」OS
続いてイデッチが隣の「大阪時雨」に取りつきましたがここでアクシデント。岩の鋭利な部分に指を引っかけてしまい出血してしまったようです。手当をするためしばし休憩。
休憩している間にトシゾーさんとQさんが一段下の「古都巡礼」から登ってきました。京都ロックにある「京都ルート」へ継続して登っていきました。

「古都巡礼」から

「京都ルート」へ継続、OS
イデッチの怪我が落ち着いたのでクライミング再開。まずは私が「大阪時雨」のつづきをやってみることにしました。細かいスタンスとホールドをつないで右に大きくトラバース、そこを越えると快適なスラブになっており無事FLすることができました。

イデッチも「大阪時雨」を無事RP
その後はトシゾーさん、Qさんのいるトップロックへ移動しました。
イデッチは「RON」にとりつき、序盤の細かいカチを繋ぎながら見事OSしました。

イデッチ「RON」をOS
続いて私も挑戦してみます。先ほど下からみていた通り細かいカチやスタンスが続きますが、耐えていると必ず次のホールドが見つかります。バランスを崩さないように粘って粘ってなんとか核心を越えることができました。

「RON」細かいホールドの続く核心部を粘って

無事FL
「RON」を無事にFL,気分を良くしてこの日のクライミングを終えました。クライミングを楽しんだ後の今日のお楽しみは・・・ジェラート屋さん!

オリーブ、柑橘、酒粕など個性のあるジェラートが楽しめます。

アートの島に因んでみかんのジェラートで昨日登った赤いクラックを再現
その後キャンプ場に戻りいつものようにテントの中で食事をしました。

香川のB級グルメ「骨付き鶏」を焼くQさん

こんがり焼けた「骨付き鶏」の出来上がり
こうして5日目が終了。長かった遠征もいよいよ明日が最終日です。どんなクライミングができるのでしょうか。
Day6 朝、遠征も6日目を迎えついにこの生活がルーティン化してくる。各自無言で朝食を済ませると自動的にお湯をポットに詰めたりザックの中身を整えたりして9時前にはいつものように岩場へ「出勤」。5日間連続で、登って、食べて、飲んで、身体も指先も、おそらく胃袋もボロボロになっているはずなのに誰も「今日はやめよう」、とは言わない。
この日は晴れてはいるものの寒気が流れ込み、この冬一番の寒さに加え風も強くなる予報。予定していたインスボンの岩場は強風が予想されるため、昨日と同じ吉田の岩場に向かいました。今日は「ベムロック」というエリアを登ります。もうだいぶお疲れなので簡単なところを楽しくのぼりたいな。

「ベムロック(下)」の標識。エリア毎にこのような標識がありうれしい。
まず取りついたのが「ウキウキ」簡単なルートのはずですが日陰になっている右手側の壁がとにかく冷たくて辛いです。身体も硬くてテンションしてしまいましたが、すぐに登り方を修正しトップアウトすることができました。上部は慣れ親しんだ「ガマスラブ」のよう。

「ウキウキ」の終了点から自撮り

イデッチは「ウキウキ」を軽々とRP

トシゾーさんはお買い得だという「雷火」にトライ。あまりお買い得ではないとか?

イデッチは「龍男のバースデイ」に取りつき見事OS

続くQさんも「龍男のバースデイ」をFL

トシゾーさんは「スティング」でこの旅を〆
さて、私がこの旅の最後に選んだルートは「パラグラフ」です。30mを2Pで登るルートですがトポには1Pで登るととても良い、と書いてあります。2P目に入るとピン間が遠く緊張しましたが無事OS成功。この旅の〆としました。

「パラグラフ」難しくはないが長くて緊張、その分充実しています
最後にイデッチが「雷火」に取りつきトップアウト、先ほどの「パラグラフ」で〆たはずですが、せっかくなのでトップロープにしてもらい私も登ることにしました。お買い得とはいえイレブンのルートは私には難しく何度もテンションしながらトップアウトしました。細かいカチで保持しながら身体を持ち上げていくような動きはこれからの課題になっていくのだと思います。とはいえトップロープで快適に登らせてもらい今度こそ、この旅最後のクライミングとなりました。

「雷火」をリードするイデッチ

これが本当の最後、「雷火」をトップロープで登り〆とする
お昼すぎには切り上げ、キャンプ場に戻り撤収。15:30発のフェリーに乗り小豆島を後にしました。帰省渋滞と雪道に巻き込まれながら東に車を走らせ、日付が変わった頃ようやく静岡市内に帰りつきました。

さよなら小豆島

雪と渋滞の名神道
登って、食べて、飲んで、移動して──怒涛の5泊6日、四国クライミングトリップ。2025年をクライミングで締めくくり、2026年はクライミングで始動しました。今年はどんなクライミング、山行をすることになるのでしょうか。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いします。(終) By ikuko