阿弥陀岳、広河原沢左俣アイス

2020年1月4日、今シーズン初のアイスクライミングは、阿弥陀岳の広河原沢左俣へ、カトさん、イデッチ&私モリッシーの3人で行ってきました。


最初に出てくるナメの8m滝はノーロープで。年末年始にかなり登られているようで、氷はガタガタ。


10m三段の滝もガタガタ、一段目はノーロープで。


三段目?は簡単ではあるけど、ちょっと高さもある&落ちたら下まで滑落してしまうのでロープ出しました。


6mCS滝は凍っていないので、滝を登るのではなく、チョックストーンを登って小巻き。


そして、いよいよ15m大滝。見た目イイ感じじゃないですか~!


リードはカトさん。高さは十分でしたが、やはりココもちょっとガタガタ。


そして最後の10m滝、何とか繋がっているじゃないですかー!


いやーなかなかのバーチカル、しかもあまり登られていない感じ。空身で私リードで登りました。
しかし、落ち口手前でパンプしてしまい、たまらずテンション!
スクリューを3本打ったところで、カトさんとリード交代するも、カトさんのスクリューが何故か?くるくる空回りして氷に入って行かない!で、結局、私とまた交代し無事突破。
この最後の滝が一番楽しかった!


その先のルンゼは、股下までサラサラ雪で埋もれており、遡行終了。
左岸の中央稜を目指して登って行きました。


中央稜に出てヤレヤレと一息。ずっと日陰だったので、ポカポカ日向が気持ちいい!
正面に見えるは権現岳。そして阿弥陀岳の南稜。


目指すはあの頂、阿弥陀岳。


中央稜は下降路としても使われるので、トレースが付いて快適。


中央稜から振り向いて真ん中の沢筋が遡行してきた「左俣」、正面に見える尾根は「御小屋尾根」。


ちょっとガスが出てきましたが、阿弥陀山頂が目の前に。


一般道に合流して、摩利支天を過ぎれば・・・


12時40分に無事、山頂到着。


赤岳も、ガスの中から少しだけ顔を出しました。


南陵P3には大勢のパーティーが。皆さん、3ルンゼから登られてきたのかな?


立ち停まっていると、体が冷えてしまうので即下山。下山ルートは「御小屋尾根」。


カチコチに凍った登山道でコケること数回、暗くなる前に舟山十字路のゲートに戻り、無事下山。

今回、左俣は貸切状態でしたので待ちも無く、自分たちのペースで登ることができ、一日楽しむことができました。まだまだリード初心者なので、少ないアイスシーズンの間に沢山登り込んで、徐々に自信をつけて行きたいですね。  by モリッシー

モリッシーさん、この日は大変お世話になりました。いろいろ助かりました。天気が良くてこうしてみるときれいな日でした。左俣抜けたところから見た阿弥陀がすごく遠く見えて、私、嫌になってしまいましたが、行けばピークまで順調でしたね。ありがとうございました(トコロ)