京都ハイキング

2度目の京都ハイキングにNKGさん、MORさん、、ENDさん、、トコロ、の4人で行ってきました。11月17日と18日、混雑を少しでも避けるため前回同様日月の設定、紅葉の最盛期を狙っての京都ツアーです。1日目は大文字山、2日目は大原の横高山・梶山(大尾山)です。

朝6時に静岡を出て10時ころ京都につきました。予約した駐車場は十代の頃下宿していたアパートの近く。ここから歩いてまずはお昼ご飯を軽くたべに行きました。今回は駸々堂のパンです。

▲変わらぬ雰囲気の駸々堂

お店を出て、銀閣寺方面に向かいます。秋の京都はやはり美しい。などとよそ者は思ってしまいます。銀閣寺から哲学の道を下りました。

▲銀閣寺方面へは観光客がいっぱい歩いて行きます

哲学しない我々は早々にこの道から離れて山道に入ります。法然院というお寺の裏から大文字山へ向かいます。

▲法然院の裏手から始まる登山道

落ち着いてこじんまりとしてはいますが、法然院はきれいなお寺です。ここからの道が最短です。道は倒木が多く荒れていました。近年の台風の風害で倒れたようです。片付けが間に合わないのでしょう。

▲大文字山の火床の中心である金尾(かなわ)の二人

火床は大谷石で作られています。これが連なって大の字を形作っていました。毎年大文字焼きを続けてきたというのは実に大変なことだと思います。その労力だけでもすごいと思うのですが、ここを維持していくためにはいろいろな調整やその時々の問題を処理する必要があるはずですから、頭が下がります

▲哲学の道は疎水沿い、このあたりは高級住宅地

下ってから再び哲学の道を永観堂まで歩きます。紅葉の名所なのでこの時期は大変なこみようでした。

▲永観堂入口 人でいっぱい

京都でも随一ともいえる紅葉の名所です。というわけで混雑は覚悟のうえです。確かに境内の紅葉は素晴らしいものがありました。人が来るわけです。

▲哲学の道の終点は「絶景かな絶景かな」の南禅寺三門

永観堂を出てバスに乗って車まで戻り、そこから今夜の宿泊場所の町屋へ。この場所探しが大変。狭い道を入っていく。一度通り過ぎてから戻ってようやく発見した町屋は、長屋の一角であった。リノベーションで手入れされた町屋はきれいだった。4人素泊まりで3万円ほどであった。夕方、予約しておいた食事が届いた。

▲夕食は仕出し弁当です

翌朝は朝混み合わないうちに市街地を出て大原に向かった。駐車場に車を置きバスで「登山口」という名前の停留所で降りた。

▲町屋前でこれから大原へ出発
▲ここからは登山道らしくなる
▲道は意外とあれていた

この先でカメラを置き忘れるというアクシデントを引き起こした私は、他の3人と別れ戻ってカメラ探し。登るのを断念した。昼前にようやく見つけ、バスで大原まで戻り逆コースを歩いて合流することにした。

▲音無の滝から上の沢沿いの登山道は特に荒れていた

大尾山(だいびさん)からの急な尾根を下山してくりゅ3人と合流後、来た道を戻った。沢沿いを行く登山道は特に荒れていた。京都のハイキングというと何となく遊歩道みたいなものを想像してしまうのだが、そんなことはない。倒木が多く荒れている。結構悪かった。

▲音無の滝の前

三千院に下り、静岡に帰った。今回の京都ハイキングは道があれていて思っていたような優雅のものではなかった。しかし、京都の秋はいい。テレビ番組などではこれでもかこれでもかと言わんばかりに京都を持ち上げたようなものが多い。そのようなことを通じて京都という価値を高めようとしています。その努力は並大抵のものではない。長いこと積み重ねてきた時間が醸し出す雰囲気は、やはりようございますなぁ。                   (トコロ)