清掃登山・日本平

6月8日(土)は全国一斉に労山が山のお掃除に行く日であった。別にこの日でなくてもよいのですが、6月に清掃ハイクに行くことになっている。今年は日本平に12名が集まって実施した。県立美術館前の駐車場に集まってここから出発です。梅雨に入ってしまうかきわどい頃合でしたが、ご覧の通り良い天気。

▲ゴミ拾い開始。駐車場周辺は隠れたところにごみを捨ててあることがある

実をいうと、山の中には以前と異なりゴミは少ない。ハイカーがごみを捨てていくということは、いまやほとんどない。意図的に捨てたごみはなくて、うっかり落としていったようなごみくらいしかないのが現状です。

▲地名としては「ひらさわ」ですがお寺としては「へいたくじ」と読みます。古刹です。

だからといってゴミがないかというと以前は平然とごみを投棄していた時代があり、山でいうと山小屋などのあとには古いごみが一杯あったりします。それ以上に問題なのや不法投棄、つまり意図的に捨てていったごみです。不法投棄防止の看板は里山でよく見られるものです。

▲道路わきの不法投棄。とても片付けられないので、今回のゴミ拾いの対象外。

日本平へハイキングに行くというのは、今回のようなものでなければ山岳会としてはまずないことです。歩いていくのは初めてという参加者もいました。

天気が良いので暑い中を登って山頂につきます。昼食をとってから、最近できた日本平夢テラスへ行きました。日本平は観光地ですから車やバスやオートバイで登ってきます。

▲夢テラスの脇を歩きながら

観光地ですがゴミはそうそう落ちてはいません。たくさん落ちているものは、たばこのフィルター。これはたくさん落ちています。腐らないのでいつまでも残っています。拾っているときは、たばこを吸う人はマナーが悪いのか、などと思ってしまうのですが、自分自身たばこを吸っていた20代の頃は路上に投げ捨てて靴で踏んで歩いていたものでした。その頃はみんなそうでしたが、それに比べると実にマナーが良くなったと思います。環境への意識はずいぶん変わったと思います。だからといって廃棄物・ゴミ問題が改善されたとは思いませんがね・・・(トコロ)