世界屈指のソロクライマー山野井泰史氏の講演 その1

2010年 2月5日金曜日
静岡市番町公民館 開場1:30~4:00
主催者; NPO静岡山岳自然ガイド協会

昨日、山野井泰史さんの講演会が無事に終わってみて、いくつか考えさせられました。

彼は世界屈指のソロクライマーですが、NHK放映ではアイスランド位だと思いますので、
一般の方には知名度がまったくないかも知れません。 それでも、当然ながら、
集まった方々にとっては周知の有名人です。

と云う私も、仕事を半日、 辞めて駆けつけました。

◆大切に思えた事とは;
 生きているのか死んでいるのか分からない人達が多い世の中で、
 自分なりの夢や希望を持ち、その信念に実直に生きている人の目をしていました。
 屈託のない人柄で、(本物の自然の世界で行き抜く山家に多いのかも)
 極限の世界で生き抜くとは、生存の意義と自己証明を自分の為に課してきた人たち。

『惚れてしまいます・・・・・。』

本当ならば中高年の人たちではなく、これからの人たちの為にも、
集まれる場所を用意してあげたかったと思います。
たった一時間半ほどでなくて、沢山の人に感銘して頂きたい。
そんな気にさせられました。

◆全国の労山組織で奥様の妙子さんを招聘し、女性会員のみ聴講対象としたのだから、
 首都圏の女性であっという間に埋まってしまったが、是非、静岡県連の山岳会の企画で、
 奥様の妙子さん(高所登山家)をお呼びして話を伺いたいと思いました。

女性目線で、究極の世界をどのように感じ取り、そして共に命綱で生きてこられたのか?
ご本人も、鼻も指の無くされての再度リハビリに励まれているようだけど・・・・

『視点を変えてみると云うことでも、興味がありますね。 奥山』