小同心クラック(その2)

2P登り、ザイルをたたみコンテでちょっと歩くと横岳の直下、稜線を行く人の声が聞こえる。1P簡単な岩場をスタカットで登り山頂に着きました。

二人がヘルメットをかぶっているので岩場を来たとわかりますが・・・。天気は上天気、機嫌は上機嫌!ということですな。行動食を少々食べてしばし山頂で休んで一般道を硫黄岳経由で下山します。
登山道のすぐ脇、一番目立つところにコマクサの白花が咲いていた。NDさんは感動していた。ところで稜線周辺は高山植物保護のため電圧をかけた柵を設置してある。今度、NDさんは感電していた。

硫黄岳を登り返す。日差しが暑い。終わった感を胸に元気に硫黄岳に向かうおっさんたちである。

HRDさんは「この年になってあんなすごいところに登るようになるとは思わなかった」とうそぶき、SNさんは「思ったより簡単に登れた」と鼻息が荒い。元気なおっさんたちの間では、来年度以降わが静岡労山のクライミング教室では年齢制限を50歳以上にしようという黒い陰謀が企まれているらしい・・・・。(トコロ)