またまた仕方なく三つ峠

8月24日に忍者君、OHNさん、ASAHIさんとトコロで三つ峠に行ってきました。もともとは7月から延期になった小同心クラックの予定が天気予報の不調から急遽仕方なく三つ峠。でもねぇ、長野県地方は降らなかったんだよなぁ・・・行けば登れた可能性が高い・・・・う~ん、がっくし。

それはそうと、三つ峠。前回、クライミング教室で登った一般ルート、雨上がりで苦戦したところですよ。今回は、ASAHIさんが鶴をやるという。100岩を見てルート確認後、忍者・ASAHI組とOHN・トコロ組で登りました。1Pは簡単。2P先行のOHNさんがハングを左に越えて右に行く。ハングはまずい、と思ってトコロ組は降りました。そうしたら忍者が1回転げていた・・・。降りて見上げるとASAHI組はあがりすぎてルートをミスっている。結局、1P終了点まで懸垂し、再度登ってハングを抜けて左にバンドをたどって行った。
トコロ組は一般ルートへ転進。1Pはやさしい。2Pめに取り掛かるところで上から聞きなれた声が聞こえてくる。おやじ君ご夫妻であった。2PめOHNさん前回に続き苦戦し断念。いったん降りて昼飯にした。ちょっとOHNさん、凹んでいた。
昼飯を食べてしばらくしたら、ASAHI組が降りてきた。開口一番「行くんじゃなかった」と言っていた。なんでもルートがぼろぼろでランニングが心もとないという。荒れたルートでクライミング気分ではなかったとのこと。「トコロさんが正解ですよ」と嘆いていた。しかし、ASAHIさんはめげることなく、それならば午後は中央カンテだ、と意気盛んであった。
中央カンテは、ASAHI・OHN組と忍者・トコロ組となった。1Pめは簡単に終わり。中央カンテはおおむね凹角状のくぼみを登っていく、弱点を突いたルートだ。その隣に岳ルートというのがある。2P、ASAHIさんが「これが岳ですよ」と私を挑発する。それで、私はここはひとつ忍者君を挑発してみよう、と思った。1Pで練習中のガイドさんが「それ岳ルートで難しいですよ、10b」と言う。で「忍者君、10bだったらいけるら」などと無理と知りつつ言ったら「いく」という。でも、ちょっと壁に触ってやめてしまった。行きがかり上リードすることになってしまった。さすが10b、手がなくて1回A0。3Pは忍者君が中央カンテをリード。4PのところでまたまたASAHIさんが「このカンテを使うのが岳なんですよ、このピッチ結構面白いですよ」と言ってくる。そもそも岳を登るつもりではなかったのでしたが・・・。高度感あるピッチ、カンテに手をかけて登りました。力を使ってしまい最後のほうでハンガーを踏んでまたもやA0。やっと抜けたと持ったが終了点は小ハングの上、がっかりしたがしょうがないのでがんばることにした。やっとのこさで越えておしまいとなった。中央カンテのASAHIさんは順調に登りOHNさんもフォローできている。最後まで登ってOHNさん、すっきりした様子。4人で懸垂下降をしてこの日は終了しました。次は、岳をしっかり登ろうと思います。(トコロ)