2015年アルパインクライミング教室「立岩講習」

アルパインクライミング教室・立岩
 話は4月例会までさかのぼります。「立岩講習に参加できない方はいますか?」といったところMRSさんが手を上げました。「法事で参加できません・・・・できれば、その日、雨が降ってほしいと思ってます」と黒い心のままに言い放ったのでした。私はうれしくなって「そうそう、自分がいけないと雨が降って欲しいって思うよね、ハーハッハッハッ!山やってのはほんと根が黒いよね」と勝ち誇ったように高笑いをしたのであった。しかし、この日、2日前までの晴れ予報が前日には曇り雨に変わり、当日朝には昼前からところにより雨とまで変わったのだった・・・。4月19日、曇り空の中われわれ13名は(なんとなく不吉な人数だ)立岩に向かった。

 午前中は、懸垂下降とリードの確保を含むビレイを講習しました。西の壁にザイルをセットして練習します。

▼トップロープで西の壁を登ります。実はちょっとばかり雨がぱらついている。いつ本降りになるかとひやひやしながらの講習開始。

▼上のテラスに着くとWTIコーチから懸垂下降を教わって降ります。下ではロープを持ってバックアップをしています。必ず皮の手袋をします。黄色はWTIさん。赤はAONさんです。

▼ビレイをされてトップロープで登ります。

▼見上げるHMDコーチと真剣にビレイするHNさん、カメラを気にするKTさん

▼ザイル確認しています。説明するNSGコーチとHSGさんとIKTさんです。

△クライミングって結構面白いよなぁ、と御満悦の県連事務局長です。


 午後は、5つのザイルパーティに分かれてリードとセカンドで懸垂下降を織り交ぜながら、1ピッチまたは2ピッチのクライミングを行いました。この中で午前中に習ったことを実際に一人で実践してもらいます。雨がぱらついている頃、WTIコーチは「濡れて滑ってこの壁では、ボク、リードできない・・・」とひよっていたが、少し日がさすと急転直下「むこうのマルチに行きます」と強気になっていた。午後も何とか天気は持ちそう。

▼一番上がOZWさんパーティ、テラスに次のパーティがいて、一番下には2人パーティ

▼2P登りきった山頂でのMTDさんとANOさん。

 結局、雨は本降りにはならず1日を終わることができました。ほっとしました。           (トコロ)