雲ノ平は まさに雲ノ中の平でした(1/2)

  昨年の静岡労山50周年記念登山で登る予定だった、黒部五郎岳~雲ノ平の縦走が、荒天の為中止になり、予てから歩いて見たいコースだったので、今回再チャレンジして来ました。
メンバーはISG、TNK、MTM、ENDの4名で、8月24日(水)~28日(日)テント1泊、山小屋3泊の計4泊5日の山旅を楽しんで来ました。
行程は、*一日目>有峰湖の折立でテント泊、
     *2日目>折立から太郎平小屋まで行き、薬師岳をピストン、
     *3日目>太郎平小屋~北ノ俣岳~黒部五郎岳~三俣山荘泊、
     *4日目>天気予報も良くなかったので、鷲羽岳、に登る予定を変更して
            鷲羽岳を巻くコースを選び、黒部川源流を見るルートから雲ノ平
            に至り、雲ノ平山荘~薬師沢小屋~太郎平小屋泊
     *5日目>太郎平小屋~折立~松本経由静岡
軌跡を追い 写真で紹介します。

折立キャンプ場でテント泊後、ビジタセンター脇から登山開始、(25日5時40分頃)
前日 折立に来る途中、もの凄い大雨に降られ、その時は登山は断念せざるを得ないかなと一瞬心に過った。
今日は良い天気、気を引き締めて出発。

お茶目なENDさん、岩登りに挑戦?

昨日 車で回って来た有峰湖が眼下に見えます

有峰湖の西側に連なる夏山の景観

太郎兵衛平高原の景観

この時しかない 景色の中を歩いています。

太郎平小屋はもう直ぐ!

太郎平小屋到着(9時40分頃)

早速 薬師岳ピストンに向かう(9時50分)!
往復 約5時間半の登山、不要荷物を小屋に預け頂上に向かう

思いの外 大きな石のガレバの道のりが長かった

薬師岳の肩に建っている薬師岳山荘(11時50分)

薬師岳山荘からはガレ場を、ひたすらに約1時間の登り

右上遠くに 明後日歩く雲ノ平と鷲羽岳が見える

薬師岳の頂上の祠が見える

薬師岳登頂記念

頂上でしばし リラックス

薬師岳頂上に向かってガスが湧いて来た

頂上を後にして(13時20分)

この真下は黒部川、奥ノ廊下の下流側あたりか

上りでは、写せなかった頂上直下の長いガレ場を下る

ガレ場を下る

薬師峠キャンプ場

太郎平小屋に戻る、(15時30分)
小屋前から先ほど登って来た薬師岳方面を見る。

3日目(26日)太郎平小屋を出発(5時20分頃)

北ノ俣岳途中から太郎平小屋方面を振り返る

北ノ俣岳から黒部五郎方面を見る

黒部五郎岳の肩にザックをデボし、頂上に向かう

黒部五郎岳頂上を目指す

黒部五郎岳頂上にて(10時40分頃)

五郎のカールに入る

五郎は岩場を表わすゴーロからついたといわれ、その通り巨大な露岩がごろごろしていた。
カールの中は大きな岩がゴロゴロ有り凄い景観を見せていた
登山道沿いに野イチゴが、今盛りと実っていて、体に不足気味のエネルギーを補足してくれた。
自然の雄大さと歴史を感じさせられる雷岩

明日歩く 雲ノ平山荘がかすかに左側中上に見えるか。

黒部五郎小舎に着く(12時50分ころ)

黒部五郎小舎を13時発
山の天気は変わりが早い、天気が良ければ三俣蓮華岳も登る予定だったが、山の中腹から雨雲が立ち込め、雨が落ちて来るのも時間の問題の空模様だったので、三俣蓮華岳を巻くコースを取り、雨が本降りになる前に三俣山荘に着た方が良いと判断した。
タテヤマリンドウか? が可憐に咲いていた
例年なら、この辺りまで雪渓が残っているとの事だが、今年はこの上まで溶けて無くなっていました。
三俣山荘のテント場とその向こうに小屋が見えて来た(16時頃)
4日目 雨の三俣山荘発(5時40分)
今日は午後まで 霧雨予報なので、予定の鷲羽岳~雲ノ平に入るコースは止め、鷲羽岳を巻き、黒部源流側から雲ノ平に入るコースに変更

ここが 黒部川源流地

黒部源流の沢を渡る

源流の沢を登り切り いよいよ雲ノ平に入る(7時30分頃)

景色を楽しみながら、しばしの休憩

祖父岳分技(8時頃)

天気が良ければ、鷲羽岳からここに合流する予定でした。

まさに 雲ノ中の平の景色です

ハイマツ帯を歩く
ちんぐるまの胞子が群生している。

遠くまで視界は開けていました。これもまた良い眺めです。

No2につづく(TNK)