2020.11.21‐22会山行“両神山” Bコース

昨年11月に計画され、登山道の崩落があり中止となった両神山に行って来ました。今年はコロナの影響もあり、日帰りには遠い埼玉県の山奥なので、テント前泊で考えました。前日遅めに出発、“道の駅大滝温泉”Pで前泊です。14時ENDさんPに集合、道の駅には17時過ぎに到着。駐車場には8割方車が止まっており、夕食の準備にはまだ早いと躊躇しながらも、少しずつ我らのスペースを確保しながら、ささやかな宴会となりました。

▲特製 カツ煮定食

今回は、落合橋から岩尾根の八丁尾根を行くA班、一般コースと言われる日向大谷(両神山荘のある)から行くB班と、2パーテーに分かれて登る計画です。

B班は翌日朝5時過ぎから支度開始・朝食を済ませて早めに日向大谷登山口に向かいました。6時過ぎに到着した駐車場は満車??一度両神山荘手前まで上り、引き返すとわずかなスペースをみつけ、頭を突っ込みギリギリ駐車することが出来ました。思っていたより登山者は多く帰る時には路駐の車も多く見られました。

▲気持ち良い朝

6:30出発。空気は乾いて心地よく、紅葉にはちと遅いが秋山を楽しめる日和となりました。歩きやすいなだらかなトラバース気味に樹林帯を行くと、沢の出会いになる“会所”に降ります。ここから沢沿いの道を登ります。

▲薄川に沿って

徐々に高度を上げて行き目の前に迫る尾根を登れば清滝に到着9:15。

ここには立派な避難小屋と水、綺麗な水洗トイレのある清滝小屋があり休憩。ここまで順調に登って来ました。この辺りから朝分かれたA班と頂上で会えれば良いな、とかとか、チラチラ思いながら登りました。

▲立派な清滝避難小屋

小屋の裏からすぐに急登が始まり、産泰(うぶたい)尾根に出てほっとすると、オオカミを祀る両神神社本社に出ます。ここで本物の修験者と遭遇、地元の人と神社詣の様子でした。ホラ貝を吹き祝詞を上げるのを見て、なかなか見たり聞いたり出来ない体験となりました。

▲本物修験者がホラ貝を

神社からは高低差も少なく岩場もある稜線上となってすぐに頂上に着きました。

▲頂上近くは岩場

▲10:55山頂にて

A班はまだいない(来ていない=こっちの方が早い)様なのでメールを送ってみると、すでに下山したとのこと。昨日は一緒に居た仲間でも、山の中でまた会えるかもしれないと思うのは(会えなくても)妙な?競争心もあり、楽しみなものだと思いました。頂上で昼食を取り山頂も混雑して来たので、11:20頃下山を開始しました。

▲14:30 登山口 両神山荘

道の駅で前泊の登山でしたが、テントを担いで縦走するには気力・体力が十分に必要になります。今回の様に前泊して登山口までは車で移動することで、翌日は日帰りの装備(荷物)で登ることが出来ます。

来年もコロナ禍の中であろうと思います。登山口の近くで前泊して登れる山を探し皆さんと多くの山に登りたいと思います。

(B班)NASA