秋のバスハイク 妙高山・飯綱山

10月9日(金)~11日(日)

秋のバスハイク 妙高山、飯綱山
参加者  労山13名、りんどう9名 一般1名     報告 M利

今年のバスハイクは乗車定員25名のところ23名参加がありました。
今回の担当者として、一番気にかかっていた参加人数が、ほとんど満席の盛況でほっと一安心でした。

計画担当はS木K次さん、M月S悟さんのアドバイスも参考に立ててくれました。
バスのチャーター料金は小柳さんに粘り強く交渉をしていただいた結果大変安くなりました。

宿は、MK子さんお勧めの国立妙高青少年自然の家に決定。
なにしろ一泊二食付で1630円は超お得価格ですが、広々とした清潔な大浴場で疲れを癒した後の夕食は、量も種類もタップリのバイキングで飲み物ものみたい放題、朝食は早立ちの計画に合わせて弁当を誂えていただき、皆さん満足度100パーセントのようでした。

第一目標の妙高山。
ルートは燕温泉登山口~妙高山~燕温泉登山口の一回りとしましたが登りは鎖のついた岩場もあるなかなかの難コースで、標高差1300m余り、登り距離約5㎞、下り距離約6・6㎞と結構長丁場です。
さすがに百名山に数えられるだけあって山が大きく登り降り共なかなか大変でした。

前日の台風は思っていたより大したこともなく、朝は台風一過の好天で
「ヤッタネー」
と元気に出発しましたが頂上が近づくにつれ雲が出てきて、頂上直下からはボタン雪が舞い始め
「やはり日本海側はちがうねー」
と初雪に皆大喜びでした。

頂は残念ながら視界がなく雪の中で記念写真を撮って早々に下った。
下りは急なガレ場の連続で気は許せないが前の山の樹氷の美しさに目を奪われて時々立ち止まる。樹氷?霧氷?なんとも言えない自然の美しさに酔ってしまう。今ここに居られる自分が幸せ!!今山登りができる健康に感謝。

さて、現実は徒渉の多い沢筋の滑りやすくぬかるんだ登山道をひたすら下ってK泉会長とN川さんの待つバスへ帰着。
S悟さんによると11回の徒渉だったそうですが、最後の徒渉は前日の台風の影響で増水した中を原DさんやS悟さんの骨折りで皆無事に渡りました。

足を痛めて登れなかったK泉会長と療養中のN川さんは燕温泉で露天風呂に入りたい放題、きのこ汁を腹いっぱいたべて大満足とのことでした。

この日は皆さんお風呂に入ったらバタングーと翌日の起床時間までぐっすり熟睡のようでした。

2日目
第二目標の飯縄山
戸隠中社から登り始める。本日も秋晴れ、絶好の登山日和で昨日の疲れも忘れ皆元気いっぱいの様子でした。
途中のどんぐり林でS悟さんがどんぐりを拾いながら

「これを安倍奥の山にばら撒いてどんぐりを増やすのだ、そうすれば森の動物がふもとまで降りてきて悪さをしなくなる」

と言う。
余りにも壮大な計画を打ち明けられて感動!!

その先の唐松林にはキノコが多く、会長のお土産にとキノコ狩をしながら前進。後で会長に渡すと、なんと!ほとんど毒キノコ「要らない」の一言でガックリ。

飯綱山は静岡の竜爪のようなもので、地元では老いも若きも折に触れて登るようです、次々と登ってくる登山者とのすれ違いが大変でした。

飯綱山頂では日本国中の山が見渡せるはずだったけれど、残念!富士山は雲の中で気配も見えず、戸隠山、西岳の荒々しい山容だけが間近に見渡せます。

「よし今度はあちら方面に行くぞ」

と心密かに思った頂でした。

下りは順調に進み、予定どおり麓の温泉で疲れを癒した後、美味しいそばに舌鼓をうち大満足の内に山行を終えました。

今回私は救護係りの担当でしたが今回は活躍の場が無く皆元気に楽しく山行を終える事が出来て幸いでした。来年のバスハイクも楽しみです。