激走! 鏑木毅選手と南房総を縦断しよう! 【合宿編】

やってきました、ワクワクしながら、あまり寝れないで、静岡市から房総半島の入口である外房線の誉田駅へ。 
千葉県生命の森へは、ここから車で25分のところにある。
オリンピック選手の合宿に使われる位にコテージから、トラック、野外施設、ジム&プールなど完備している。 
今日は此処で、午前の部レクチャーと、午後は実技を執り行う。

講義のあらましは、やはり如何にモチベーションを維持していくのか?に尽きるが・・・
1、サーキュレーションで図示され、『拮抗筋バランスをカウンターで補っていく』考え方
2、マフェトン理論に基づき、『効率的な心拍数をトレーニングに導入すること』
3、ATP再生能力を上げる為の『追い込み方など』
4、年間スケジュールで、コンディションを確認しながら『徐々に最大値に高めて行くこと』

心肺能力と、最大酸素摂取能力の向上と、総合的な身体能力の重ね合わせができないと、
強い脚力も生まれないだろうし、自ずと自分が望む結果を引き出す事は難しくなる。

ただ、それらにもまして鏑木先生が伝えたかったのは『楽しむ勇気』を見失わないで!
だったと思えました。 とかく山でRunと云うと、ろくなイメージが伝わらない。 

激しい・苦しい・辛い あと何だろうか?
そうではない! 自然の中に溶け込んで、まさに風となる、それがトレラン本来の有様ですね。

ツールドモンブラン166kmを制した鏑木選手 と 大ちゅあんこと松本大選手の風格を見てもらいたい、本当に屈託の無い笑顔で、天真爛漫な目をした自然児、 其のものです。
『自分の感覚を研ぎ覚まして、どこまでも開放していった人達に共通の趣がある。』

午後の部は、昭和の森に移動して何周か廻ってうっぷ、いやアップした。
そして、思いもよらぬタイムトライアルが開始した。
うゎー 追込み練習はしてないからキツイ 横にならしてもらう。 16番目しんど!

そして7チーム編成して、登り坂~下り坂~ロード下り~ロード池の周りを一周~ロード登り~障害段差~ロード下りS字~ゴール&スタートの皆がまじなったミニ駅伝が開始された。

三位までは、鏑木選手からスーパー行動食が箱で手渡された!《》おめでとう!《》

整理運動後は、各自のフリー時間があったので、僕はゆったりとスイミングをし、まったりとお風呂に浸っていた。

待ちに待った夕食後は、鏑木選手の秘蔵DVD解説を充分に堪能させて頂いた。
そして分かった事は、やっぱりトレランの伝道師だったってこと、普通の人の気配り・心配りじゃない。
何を質問しても返してくれるし、いつも全体に配慮してるのが判るからだ、器が大きい!

宿に付くとコテージで、同室の方々と『明日は、ゆるいかな~☆』なんて呑気に、こちらも吊られてしまったが・・・ 続く・・・おくやま