北岳バットレス第4尾根崩落について

南ア北岳の落石死亡事故:原因「第4尾根」の一部崩壊 「入山自粛を」 /山梨毎日新聞

毎日新聞に掲載された記事をそのまま引用します。
いつ崩落するかと噂されていた枯れ木テラス周辺の岩が崩落してしまいました。
毎年登っていた四尾根が今後どうなってしまうのか心配です。

南アルプスの北岳(3193メートル)東側にある大岩壁「北岳バットレス」で10日夜に起きた男性登山者の落石死亡事故は、ロッククライミングの人気ルート「第4尾根」の一部が崩落したことが原因とみられることが分かった。
現在も落石が続く危険な状態で、南アルプスで山岳救助に取り組む「大久保基金の会」などは、バットレスへの入山自粛を呼びかけている。

同会会長の清水准一さん(60)によると、崩落は10日夜にクライミングの終着点に近い標高2950メートル付近の「枯れ木のテラス」直下で発生したという。チャート岩と呼ばれる固い岩質の壁が、縦30メートル、幅40メートル、奥行き20メートルにわたり崩れ落ちた。

落石は標高差約450メートルの第4尾根下部にまで届いており、他のクライミングルートにも石が堆積(たいせき)している。テラス下の岩は今後も崩落の危険があり、13日には崩落現場付近まで登った登山者3人が立ち往生し、県消防防災ヘリ「あかふじ」で救助された。

第4尾根は夏場には全国から登山者が集まり、順番待ちになるほどだが、清水さんは「来春の雪解けで4尾根の石がどれほど下まで落ちるか様子を見守る必要がある。今年の登攀(とうはん)は危険すぎるので絶対やめてほしい」と話している。


南アルプス市WEBサイトより

北岳山頂東側のバットレス(大岩壁)で大規模な岩盤崩落が発生いたしました。この崩落により、大樺沢左俣ルートにつきましても非常に危険な状態となっております。できる限り別ルートを通行してください。

また、バットレスでのクライミングにつきましては、四尾根、マッチ箱のコル上部の通称「枯れ木のテラス」付近が崩落し、四尾根ルート及びDガリー奥壁ルートが寸断されました。

非常に危険な状態となっておりますので、当分の間バットレスへのアタックは中止するようお願いいたします。