芦安カモシカ転んでトリコルネ

芦安カモシカ転んでトリコルネ  2014年2月1日(土)

芦安にOZさん、忍者君、トコロとOZさんの東京のお友達3人の計6人で、
芦安にアイスクライミングに行ってきました。
朝6時に静岡を出て9時くらいにあるきはじめました。
見ての通りで周辺の雪は先日の暖かい雨でとけてなくなっている。

 



どんどん沢沿いを歩いて行きます。


沢ですから、時々渡渉があります。稀にこのように沢に落ちてずぶ濡れになる人がいます。
小さい沢ですが、気が付いたときには肩まで水に浸かって・・・???なんで入ってらっしゃるの???と一瞬理解できず。。凍った石があったようです。みなさん、気を付けましょう!!
残念ながら決定的瞬間は撮れませんでした。。これでは戦場カメラマンにはなれませんね(笑)(OZ)
滑った瞬間を見てしまった。スーパーマンのトコロ会長も、人の子だった。弘法も筆の誤り。猿も木から落ちる。会長も沢に落ちる。(忍者君)

写真ではよくわかりませんが、ずぶ濡れです。強がってVサインを出していますが、ずぶ濡れです。一人で下山していきました。
右手にトリコルネが見えてきます。先行2人パーティが登っています。ここは一旦パスして、カモシルンゼを目指します。



ところが、ところが、カモシカルンゼはこんなでした。


氷は厚さ3cm、アックスを打つとかちんといわにあたる。とても登れる状態ではないのでトリコルネに引き返すことにしました。

じゃじゃじゃーん、こ、このノミックは・・・・・ずぶ濡れ男の復活である。
よく見ると服装が違う。上下雨合羽で黄色のスパッツもはいていない。靴下がけっこう湿っぽい。

気温が高く氷は柔らかい。周囲に雪はなく幅も狭いトリコルネであるが、一応上まで氷は繫がっている。リードで誰か登らないと、トップロープにできないので登る。スクリューを打つのは大変である。もう一度言おう、大変である。


写真は最後のスクリューを打つところ。上に行く程、傾斜が出る。この辺りもう手が一杯で降りたくなったが、降りようがない。仕方なく、休みながら上まで抜けてザイルをセットした。ふー、疲れた。
お疲れ様でした。おかげで楽しめました。次回はリードでガンバリます。(OZ)

さて、忍者君のトライ、ちゃんとトップまでいきました。こうして写真で見ると、様になっている。実物よりもカッコイイ!

やはり、少しお尻が出てへっぴり腰になっている。毎度のことだがなさけない。(忍者君)
OZさんは、写真係で自分自身の登る姿がない。スミマセン、カメラ借りて撮ればよかったね。代わりに愛用のアックスの写真です・・・
 

でも、やっぱりご本尊に登場してもらわないとちゃんと写真とっていた人がいました。このあたりからが疲れで大変になってくるのですが、おちついて登っています。


OZさんは上から写真を撮っていました。


OZさんのお友達もトップロープでのぼりました。60mロープでぎりぎり。30mのアイスは結構長い、腕に応えます。でも楽しい。みんな2,3回トライして15:30頃終わりました。

帰りはずぶ濡れにならないように、気をつけました。
前年の2月の写真と比べると、長さは変らないが氷がしょぼい。登るとしずくがおちてきた。氷の上部にある壁から絶えず礫が落ちてくる。また氷の両側の壁ももろい。石が落ちてくるので注意しましょう。
(トコロ)

 
カモシカルンゼは残念でしたが、その分トリコルネで皆さん楽しめました。ありがとうございました。
ちなみに翌日アックスを購入したと報告をもらいました~(OZ)
30m近い滝は登りがいがあり、上部では左手が疲れて上がらず、ピックを穴に置く様にして登った。
面白い滝です。(忍者君)