1月23日(土)美濃戸口付近と南沢小滝

1月の第3週は,天気予報では大雪と寒波が来るということで阿弥陀岳北陵はやめ,1月23日(土)の日帰りで天候が悪化してもすぐ撤収できる美濃戸口の角木場の氷柱を目当てに行ってきました。

メンバーは,NSGと写真左下に見える忍者さんの二人。

この状態ではとても登れないということで,橋の少し上あたりにある氷を目指すも,川を渡ることができずに断念。

どうしても,試したいことがあったので,忍者さんにお願いして南沢小滝まで付き合ってもらいました。
小滝に着いたのが3時くらい。10人以上もの人がいてびっくり。
でもほとんどの人が帰る様子。結局,時間は遅いが忍者さん4本,NSGが5本?充実したクライミングができました。忍者さんもだんだん感覚が良くなってきたようです。
二人で独占状態の小滝

NSGはというと,一部のマニアで注目を集めているリンクスを最強アイゼンにする秘密兵器「補助輪」をつけてみました。

リンクスをモノポイントにすると氷へのささりが非常によくなりとても安定感があります。ただし,氷によっては,一点に力が集中するためわれやすくなったり,立ちこもうとしたときに氷から刃がはずれてしまったりすることがあります。

他のメーカーのアイゼンを見ると小さくこのような刃がついているものがあります。
リンクスの場合,もともと下向きに底の方に2本刃がついているのですが,縦の動きをしたときに氷からすぐにはずれてしまい役にたちません
基本通りに足を平行に氷にさすだけの動作ならこれで良いのですが,足を上に上げて氷に刺したい時にはとても不安定になります。しかし,この補助輪がついていると,足を上にあげて氷に刺して伸び上がる動作に安心感が出てきます。

メンタル弱い体力なし技術なしのおじさんは,道具に頼るしかありません。

今後,補助輪の先を削るかどうかについては,もう少し使ってみて判断したいと思います。
アックスの先っちょをあと何ミリ削るか悩むおじさんでした。