上高地でアイスクライミング


上高地でアイスクライミングができるって、ちょっと不思議な感じがします。どことなく愛すクライミングのイメージがくて雪上ハイキングとか天気がよい中できれいだねぇ、とかいいながら大正池を見ながらのんびりするような印象の場所です。そこへ3月12日13日にMRSさんとトコロで行ってきました。MRSさんは、今回初めてのアイスクライミングです。でも、中千丈沢左岸にアイスのエリアがあります。やさしいところから垂壁まであります。私たちが登るのは、もちろん易しいところ!
中千丈沢へは、坂巻温泉の駐車場車を止めて90分で上高地の中千丈沢の橋、ここから沢沿いに60分ほどで到着します。途中右岸雪壁の高巻きがあります。結構これが堪えます。1泊2日なので橋の沢上流側にそっと隠れるようにテントを張りました。上流にいくと水が出ているので水筒を持っていくと水をつくらなくてすみます。

▼好天の下、上高地を行くMRSさん
▼アプローチはこんなところを行きました


左岸に展開する氷のルートではZと一角獣が有名です。Zは一目瞭然でわかります。その手前、ミルキーウェイを初日登りました。2mの垂壁の上は易しい傾斜の落ちた氷です。ここにトップロープをセットして、MRSさんに登ってもらいました。結構硬くてよく割れる氷でした。

                    ↑ミルキーウェイを見上げる。


2日目は、マルチで上に抜けたいということで、ミルキーウェイ手前のコメットに取り付きました。こちらは垂壁はありませんが、ミルキーより立っています。長い1Pを登って立ち木でビレイ、MRSさんに登ってもらいました。順調に終わったのですが、ちょっとしたハプニングですぐそこにみえる尾根をあきらめて懸垂で降りました。
それから、誰もいなくなったのでZの1段目垂壁にトップロープをセットし練習しました。垂壁を登るとつくづくアイスってうまくならないなぁ、と思います。3回ほど登って回収していると先日南沢大滝でお世話になったガイドさんがやってきました。今からここを登る。回収後に遠目で彼の登り方を見て気がついた。一つ目はアックスの打ち込み速度がぜんぜん違う。しっかり振って深く打ち込んでいる。二つ目はスタンスを大きく取って両足を突っ張るようにしている。この2点が違うことに気がついた。
全部の氷を見てみようということで、上流まで偵察に行った。一角獣は最上部が華でそこまでは易しい。下のピッチでトップロープで練習するパーティがいた。その上流にジョーズ、なめ滝を少しあがると取り付きになる。さらに上流に歩くとダルマアイス、易しそうなので最後にここを登った。易しいと思ったら、氷が悪くて気を使って登りました。
上高地、結構遠いですが氷がちゃんと遅くまであるのはいいです。まだ登っていないところがたくさんあるので、そのうち再訪したいところです。(トコロ)

フェアレディZでもなく、マジンガーZでもなく、中千丈沢の”Z”滝であります。
軽快に登っているのは、トコロ会長・・・?と言いたいのですが、ガイドさんでした。
迫力ある登りで大変参考になりました。

追記:もりっし