1月17日(日)
朝からいっぱい食べて、トレイル ツーリングへの仕度を完了させ、一路、養老渓谷へと向かう。
太陽が伸びやかに山々を照らしてくれているので心地よいが、まだまだ空気は肌寒くウェアーの選択に迷ったけど、スキンメッシュに長袖ジップネック、後は日陰や強風が無い事を祈り出発。
養老渓谷の駅裏から始まる丘陵縦断レースが今年も開催されるとの事だが、時既に遅し、申込は打ち切られていた。 痩せ尾根に入山制限をした申込枠だからだ。 このレースは、養老渓谷から清澄山系を一路、千葉に三大寺ありと言われる安房小湊の清澄寺まで駆け抜ける行程となる。
途中、分岐点などがあり、ついこの間も40名の旅行者の方々で遭難騒ぎがあったとか。
梅が瀬トンネル~養老川支流;
9:51分、茶屋前からスタート。
川に下りて、砂地の狭い砂・砂利・石の河原を駆けていく。
河原の断層は、氷柱が帯でぶら下がっている。
途中と言うか、殆んどが、渡渉の連続でマップ上は22回ほど渡っては登り、下りを繰り返して大福山の尾根道分岐まで走る。
そこからは登り基調の階段トレイルを駆け上がる。
尾根にたどり着くと、快適なトレイルが待っていると思っていた。
標高が350m以内の山々が連なる縦走路だから楽勝に考えていたけど、
ワンスパンが30m~50m以内のノコギリの歯のような上り下りに・・・・
これが結構シビアなインターバルトレーニングとなっている。
だから思ってる以上に心拍を揺さぶられる。
鏑木さんが『ジャングルトレイルにようこそ!』と言った内容は、
大福山~黄和田隊道~石尊山~妙法生寺~麻綿原高原分岐~(海岸線が見える)~清澄山・妙見山~清澄寺;
地図上では、海岸線へと下っているのだが、実際のGPSでの累積標高差は登り基調の1252mで、下っている(1005m)のだけど、主体は登っていることになる。
コースディレクションは途中、主だった所に赤縞テープを張ってあるのだが、集団心理でコースアウトしてしまった一幕もあったし。
タイムロス・所々の休憩も入れて、2時間59分、総距離21.04kmでゴール。(途中、計測不可能なスパンも有ったので、実際は増加する)
まったりと温泉に浸かり、
今回はトレイルよりも、何よりも、
鏑木毅先生の器と、懐の大きさに感服して、
トレイル ツーリングの余韻に浸り申したとさ。
旅に出たような感想でした。 奥山談
SLの見える道、海の断崖、温泉、渓谷、峠道、
静岡市にも誘致したいな、トレラン大会を!