八ヶ岳・赤岳主稜

2013年1月12-13日
K会長、H田さん、O澤、そして清水労山のK林さんで八ヶ岳・赤岳主稜のアルパインクライミングに行ってきました。

 

 ▲ 美濃戸口を10:45出発。天気は快晴で気分は上々!ですが、重荷が肩に食い込みます。。
 
▲ 南沢を行者小屋を目指して歩く。気温が0度を下回っていないので、風のない樹林帯では暑いくらいです。
 
 ▲ 歩き始めて4時間、赤岳が眼前に迫ってきました。いつのまにか気温も-10度を下回っていました。 
 
 ▲ 15:10行者小屋に到着。既に多数のテントで埋め尽くされており、小屋も営業していました。
 
 ▲ H田さんの持ってきたショベルが大活躍。大変な思い!?をして持ってきた甲斐がありました。
   バックは夕日に映える赤岳。明日も晴天が続くことを祈って早めの就寝。
 
▲ 4:30起床、6:00出発。 昨夜は満点の星空だったので天気はいいはずですが、K会長いかがでしょう(笑)
  K会長リード→K林さんフォロー、O澤リード→H田フォローでいきます。
 
 ▲ 朝一の文三郎道急登は結構応えます。。
 
 ▲ 取付ポイントに近づいてきました。少なくとも前に2パーティいるので、早くても3番目。はたして。。
 
 ▲ モルゲンロートに染まる阿弥陀岳。天気は良さそうだ。気温-12度。
 
 ▲ そして硫黄岳方面。山が美しく見えるときの1つである、朝夕のこの瞬間が好きですね。
 
 ▲ 7:00取付へのトラバースポイントに到着。しかーし、残念ながら既に渋滞が始まっていました。。
 
 ▲ さて、どうしましょう!?と考えていると、K会長から「まいちゃう?」といういつものお言葉(笑)
 
 ▲ ということで2ピッチ目からスタートとなりました。
 
 ▲ 混みこみの終了点からなんとかスタート。久々のアイゼン登攀、少々緊張しながら今日一発目をクリア。 
 
  ▲ K会長のパーティが先行し、それに続きます。
 
  ▲ 狭いチムニーを上がってきたH田さん。後続パーティがどんどん来るので、のんびりしてられません。
 
  ▲ そんなこんなで慌しい感じなので、すっかり何ピッチ目かわからない状態に。
 
 ▲ 雪稜地帯になり、混んでいることと傾斜も寝ているので、コンテに変更。 
 
  ▲ 次第に周りが明るくなってきましたが、北面になるこのルートには陽は入ってきません。
   でも気温は-10度。風がなければ寒くは感じません。
 
  ▲ 下から見るとそうでもないですが、振り返るとそれなりの高度感はありますね~
 
  ▲ 岩稜地帯に入るとまた渋滞。難易度の問題ではなく、その先が混んでいるという理由もあります。
 
▲ 順番待ちの間にパンと水分を補給。天気が良く、風も弱くてよかったよかった。
 
 ▲ 別のパーティの方です。こんな感じというご参考まで。
 
 ▲ H田さんもガンバッてついてきてくれています。
 
 ▲ こんな感じでルート上は混んでました。。
 
 ▲ 10:20 右手に見える阿弥陀岳もかなり近くなりました。一般道の登山者の数も増えています。
 
▲ ということで阿弥陀岳をバックに記念撮影。 
 
 ▲ あとは稜線まで岩稜歩きです。一般道を歩く登山者が見えます。
 
 ▲ 12:00赤岳頂上に到着。お互い握手をして無事登攀完了できたことを喜び合いました。
 
 ▲ 山頂からは真教寺尾根、県界尾根を見下ろし、靄にかすむ富士山が見えました。
 
 ▲ 記念撮影。やはり稜線上は風がありますが、穏やかな方ですね。早々に下山します。
 
 ▲ まだ登攀中のパーティが散見されました。
 
 ▲ 13:40行者小屋到着。撤収にかかります。
 
▲ 14:30南沢を下山開始。17:00美濃戸口駐車場に到着。時間についてはほぼK会長の予定通りでした。
 

連休、好天、人気ルートということでやはり混んでいました。1ピッチ目はチョンボをしましたが、その後のことを考えると結果的には良い判断だったと思います。ルート上は混んではいましたが、天候に恵まれて(翌14日は爆弾低気圧の到来で中央道が通行止めになるくらいの荒れ模様)快適なクライミングを楽しめました。K会長の嫌疑も晴れたのではないでしょうか(笑)                      (報告者 : O澤)