2月21日またまた日向山に行ってきました。
このところ、土日の連休で計画を立てるとたいていは日曜日が雨予報が出る。前回の日向山の時といい今回といい、もともとは荒川へ行くつもりが天気予報に負けて日帰りのアイスとなった。
今回はノミッククラブの3人に加えて、クォーク使いでありながらついて来た忍者君、それから新人の女性会員HNさんの計5人。HNさんは、会のクォークを使う。ということは二人はクォーク派だ。
▼真ん中の黄色い人が孤独なクォークの忍者君。他がノミッククラブの3人。赤い人が新人!未来のノミッククラブ
HMDさんとNSGさんは前回の続きの平田ルンゼを最後まで詰めるつもりだ。のこり3人は錦滝F2で練習。この日も天気がよい。天気がよくて温度が上がると日が当たるF2は氷が緩む。とりあえずザイルをかけて1回ずつ登ったら、上から氷の塊が落ちてくるので場所を変えることにした。
平田ルンゼのF1がしっかりしていたのでここで繰り返し忍者君、HNさんの練習となった。錦滝F2より短いが傾斜はきつい。HNさんは初めてのアイス。平爪のアイゼンをバンドで締めている。しかし昔のような1本締めではなくて最近のバンド締めなので安心ではある。尤もはき方が悪いと不安定になるのは昔も今も変らない。錦滝ではなかなかアックスが決まりませんでした。平田ルンゼF1の方が立っているので難しいかなと思ったので「私のノミックを使ってごらん」と言いました。そうしたら、それを聞きつけた忍者君、私がビレイ場所を離れたしばしの隙を突いて「クォークがいいから、僕のを使って」と自分のクォークをHNさんに渡し、壁に取り付かせていた。降りてきたHNさんは使いやすかった?という忍者君に「はい、ありがとうございました、よくささります」と答えたのではあった。しかしである、そこはしょせんクォークはクォーク、登りっぷりが大きく変化したわけではなかった。次のHNさんの番で、私は「では試しにノミック使いますか」と余裕たっぷりに言いました。ノミックを持ったHNさんはそれまでと違って持っただけで少しかっこよくなっている。「行きます」と言う声に力が感じられた。壁に近づきノミックをズンと刺す。それまでとは打って変わってリズムもよく肘も伸びてよい位置にアックスを差していた。スムーズに登りきってしまった。「今日一番よかった」と褒められた登りっぷりでした。忍者君は、私に「ノミックは初心者には使いやすいね」と平静な顔をして言ってきたのであったが、私は「そうだね」と広い心で受け入れてあげたのだった。はーはっはっは!(これは笑い声、それも高笑いを表している・・・やっぱりノミックですよ)
何回か登っているうちに上から二人が降りてきた。5人でF1を登って終了しました。
▼錦滝F2に取り掛かります。
▼よい天気。F2は日が当たるので氷が緩んできます。真ん中の黒っぽいところは水が流れている。
▼平田ルンゼは日陰で寒い。その分、氷がしっかりしています。