2022年7月31日
7月の最終日は会恒例の月末クライミングで、富士五湖・西湖にある「十二ヶ岳」の岩場へ行ってきました。
今日のメンバーは、カトさんに新人のオハータさん、イッチー＆アリスさんと私（モリッシー）の5人。そして県連ボスのT本さんも、急遽駆けつけてくれました。
しかしこの岩場は、いつ来ても誰もおらずの貸切になるので、会でクライミング講習をやるには、もってこいですね～！
標高は1200mくらいあって、下界よりは格段に涼しいですが、でもやっぱり南斜面の日の当たる岩場なので、この時期は暑くてもう汗がダラダラ・・・
汗を拭きつつ、早速「マガフィン（5.10a）」と「ノーマン・ゲーツ（5.10c）」にトップロープを張って、練習開始。
豆腐のような四角いハング越えがある「ノーマン・ゲーツ」に、先ずは期待？の新人アリスさんがチャレンジ！
手足とも良い体勢に持っていくもハングは越えられず、結局ハングの右側へと体が逃げてしまいましたが、あれこれ試して触ってみる事が大事なんです！
左の「マガフィン」を登るオハータさんと、一番右は「マーニー（5.10b）」を登るイッチー。
「マーニー」は左の側壁は使わない限定ルート。体感的には、どちらのルートも5.9くらいかな～？
10台のルートには、ちょっとしたハングの乗越があるので、新人の皆さんは悪戦苦闘でした。。。
アリスさんも「マーニー」のハング越えでだいぶ悩んでましたが、ホールド＆スタンスの位置を教えてあげたら、サクッと越えてしまいました。呑みこみ早っ！
「マーニー」の1便目はギブアップしていたイッチーも、2便目は登るコツがわかったようで無事トップアウト！登れて良かったね～。
クライミングって面白いもので、足の置き位置を変えただけでもホールドの保持が良くなったりして、サクッと登れたりするのですよね～。決して腕力だけで、登れるわけではありません。
カトさんは「ノーマン・ゲーツ」をリードで登って、無事RP？いや再登？どっちなのかな？
昨年、ここを訪れてクライミングデビューする筈が、思わぬ落石で手を負傷されたオハータさん。今日はそのトラウマを克服すべく、元気に参加してくれました。
でも今日は、ハチに刺されていたかな～？
県連ボスのT本さんも積極的にリードして、トップロープを張ってくれました。あざっす！
私とカトさんは「闘争迷路（5.10b）」にチャレンジ。
出だしのハングの乗越で先ず悩みますが、核心は最後の終了点直下かな？体感グレードは10cくらいあるんじゃないかしら～？
「闘争迷路」の左にある、どっ被りの「ダウンヒル（5.10c）」のルーフ下には、バカでかいスズメバチの巣が！
既に空き家でハチは住んでいないようですが、しかし現役の巣だったら、この辺一帯は危険すぎて登れなかったかも？
他には5.10d～5.11b のルートもありますが、今回は取り付く時間がありませんでしたので、またいつか、片っ端から触ってみたいですね！
最後は新人の皆さん全員で、懸垂下降の練習をしてクライミング終了。お疲れ～っス！
西湖岩からの西湖の眺め。今日はサイコーに暑かった～。
皆さん、今日は6～7本くらい登ってもらって、さらには暑さも加わって、だいぶお疲れな様子でした。
安全にクライミングして1日楽しんで、ケガなく無事に終えれば、オッサン的にはそれで良いのです。
新人の皆さん、沢山練習して、爽快な外岩でのクライミングをまた楽しみましょう！ By モリッシー