7/10(日) 参加者11名
天気予報がよく定まらない中、リーダーNさんの決断で決行した。「穴の中は関係ない!」か。 7 時、清水ICを出発。71 号線を山梨県境へ。天気は回復傾向だ。
駐車してから深い青木ヶ原の森の中を 10 分。「富士風穴」の大きな石塔があった。ザックを置き、穴探検への準備、一段下の入り口にはすでに冷気が漂っている。まずヘルメットにライト装着。点灯確認。防寒、靴に6mmほどの滑止めの縄を巻いた。
さあ、入洞。古びた梯子を 3 メートルほど降り、真っ暗な溶岩の間を手探りしながら右下に曲が
る。すでに地下 10 数メートルくらいかな。足元には氷が出てきた。縄を巻いても滑るらしい。私は沢靴フェルト底だから平気だった。10 人分のライトが右へ行ったり左に行ったり皆足元を選びながら進んでいる。数十メートル進み、氷の傾斜が増したところでストップ。Nさんの大きなライトが威力を発揮した。奥に白い数十センチの氷柱が何本かある。私はそこまで行ってみた。氷の鍾乳石。異様な自然の造形だ。毛利さんも記念写真を撮りに来た。狭くなるがもっと奥にも行けそうだ。しばらくして引き上げた。「出口はどこだっけ!」の👉もあった。暖かな地上に出てほっとした。それから大室洞穴、眼鏡穴、蒲鉾穴などを見物。
大室山東登山口に差し掛かるところで昼食。各自持参のお手製うまいものをいただき、恒例Nkさんの冷えたスイカもいただいた。
大室山への登りは道なき道、直登。冬に何度も来たが雪の中直登。冬でも夏でも直登だ。頂上で集合写真を撮り、下山はまた直降、大きなブナがたくさんあったが虫害で治療中の大樹もあった。太い山ブドウの弦でブランコをしたりして遊びながらの楽しい山行だった。
(Hさん Upload by tomy)