2024年5月11日、乾徳山の旗立岩中央稜~第一岩稜へアルパインクライミングに行ってきました。
今回のメンバーは静岡労山クライミング同期のうち、T坂さん、U太と、私Aリサの3人です。
大平高原登山口への道が現在通行止めのため、徳和登山口からの登りとなります。
クライミングの取付きまで登山道を4時間登るという、アプローチがかなり面倒ですが、夏の登山・アルパインのための慣らしとしてトレーニングしてきました🔥
徳和登山口からは初めて登りますが、お手洗いもあって整備された駐車場でした。朝7時に出発。
駐車場から林道を歩き、オソバ沢コースから樹林帯を登ります。
樹林帯を抜けると開けた原っぱになり、富士山がとってもよく見えます。
月見岩に到着。手書きの絵地図があり、今日登るルートがわかりやすい。
ここまでペースを上げて登ってきたため滝のような汗💦月見岩の前で小休止。
さてここから再び登ります。このうえは岩や鎖場が出てきてアスレチックな雰囲気になってきます。
かみなり岩の鎖場を通過し…
この胎内という岩を過ぎれば懸垂下降地点はもうすぐ。
登山道のすぐ脇に懸垂下降地点がありました。登山道脇でロープと支度を整え、懸垂下降に入ります。
懸垂支点はハーケンやリングボルトで4か所ほど固定された残地スリングで、残地カラビナがついていました。
この隙間を下っていきます。
途中の開けたテラスに懸垂支点がもう一か所あり、2回に切って下ることも可能でした。私たちは60Mロープ1回で降りました。
懸垂の下降地点。下降途中は浮石の多い場所が多かったので、下降時とロープ回収時は要注意です。
ここから急斜面を下り、取付きまで20分ほど歩きます。踏み跡を探しつつ、途中にピンクテープもあって問題なく進むことができました。
旗立岩中央稜 1P目の取付きに到着。取付き付近も浮石が多く、子供くらいの大きさがある岩が動くので注意です。
旗立岩中央稜は私がリード。目の前のリッジを登っていきます
小ハング手前で右へ少しトラバースし、小ハングの真ん中を突破します。核心の小ハングはガバホールドがたくさんあって、難しくありません。
セカンドはT坂さん。リッジ上もホールド・スタンスがしっかりあって、城山の西南カンテくらい?の難易度に感じました。
サードはU太。小ハングを越えたところ👌
1P目の終了点は小ハングを越えた右側の側壁にハーケン+カム2本で構築しました。
2P目は高度感のある簡単なリッジを渡り、階段状の簡単な岩場を登って岩稜のてっぺん付近で終了点を作りました。
2P目は残地ハーケンがあまりないため、カムで支点をとり、終了点もカムで構築しました。
リッジ続きのクライミングで、ルートもわかりやすく楽しいです。岩は浮石だらけ、動くものが多いので要注意です。
今日はお天気が良く、富士山がずっと見えていて、景色が最高です。
2P目の終了点にて、クライミングを楽しんでいる二人。
3P目も簡単なリッジを登り、登山道脇の雨乞岩まで抜けました。岩峰の手前にきれいなボルトの終了点があり、そこでもピッチを切れます。
左奥には鳳岩のある第一岩稜が見えています。
3P目の終了点。旗立岩中央稜はここで登攀終了です。
ここから登山道を10分ほど歩き、鳳岩へ向かいます。
鳳岩から登山道を外れて左に少しトラバースすると、第一岩稜の2P目取付きに着きます。
第一岩稜2P目取付き。ここから1P登って乾徳山山頂へ抜けます。
第一岩稜はU太リード。
凹角から右のリッジを登り、てっぺんの岩を乗越して鳳岩のてっぺんへ。こちらも易しいクライミングです。
乾徳山山頂に到着。私とU太は登山で何度か訪れていますが、T坂さんは初登頂だそう。
過去に登った乾徳山がアルパインクライミングだとまた違ったふうにみえて、面白かったです。
今日は全体を通してお天気が良く、岩も易しいルートで、ゆるパインを楽しむことができました。
下山は徳和までひたすらに下り、17時に下山。行動時間10時間、登攀は2時間半くらいの「歩きが核心?!」な山行でした。
今回は労山クライミング同期のYちゃんは一緒ではありませんでしたが、またみんなでアルパインクライミングも楽しみたいと思います😊
Aリサ