残雪の火打山 2461m 会山行  花の百名山

2022年7月2・3日  参加者11名

5月1日は火打山の高池ヒュッテの予約開始日でした。例年ですと4月1日なのですが、今年の4月は6月分までで、7月分は5月となっていました。毎年初日には通年の土日、祭日を含む曜日は直ぐに予約完了してしまいます。このヒュッテは完全予約制で人数制限がされています。これはコロナ以前からです。コロナ禍で更に人数制限をかけ、以前の半数の定員となっていました。この難関を突破し7月2日(土)の予約が取れたのは、本当にラッキーでした。NGSさんのおかげでした。私は電話が繋がりませんでした。

こんな前置きがありましたが、何と言ってもこの時期、梅雨の真っ最中のはずですが梅雨が明けってしまいました。過日、山伏岳のトレーニングで雨対策していましたが。これも皆さんの普段の心がけの賜でしょうか??。出発は前日の昼間出発組と夜組に分かれて出ました。昼組は笹ヶ峰キャンプ場で前泊しました。

気持ちの良いキャンプ場で急な梅雨明けでキャンプ場の準備がまだ間に合っていないようでした。翌日、夜組と合流し5時半出発です。最近は入山者に協力金500円を納める様になっていました。木札のプレートを頂きます。既に大勢の登山者が登って行きました。この登山口終車場は満車で、後で入ってくる車はキャンプ場の駐車場に回っているようでした。

 

木道が続く道を小一時間ほど歩くと黒沢橋に出ました。これから行く黒沢池ヒュッテ手前の湿原から流れてくるのでしょう。そして今回の核心?十二曲がりの急登りがはじまります。

この人誰??私MZNです。完全武装?

日差しが強く、汗をかきながら、また虫に悩まされながらも登り切りました。しかし、これからも急登りが続きますが。NKGさん曰く、“十二曲がり言うほどでも無かった”・・・・。

 富士見峠に着きました。

 

雪が残った歩きにくい道を抜けると、池塘の広がりが木道の先へと続いていました。木道の脇には“チングルマ”ハクサンコザクラ“ミズバショウ”などがそこかしこに咲いていました。

何か音が空から聞こえて来た。ヘリコプターです。黒沢池ヒュッテへの荷揚げのようです。

 

黒沢池ヒュッテで休憩をしようと思っていましたが、荷揚げのヘリコプターが頻繁にやってきました。

小屋の人は、今日は8回あると行っていました。風圧を避けながら休んでいましたが、それでも目を開けていられない位のもの凄い風圧でした。ゆっくり休む暇も無く、頻繁にやってくるので先に行くことにします。

黒沢池ヒュッテは八角形の山小屋ですまた何れ訪れたいと思いました。

少し急坂を登り、茶臼山を経由して、高池ヒュッテに到着しました。早速受付をします。8人小屋泊まりで2人はテント泊です。テント場はまだ雪の上です。昼前に着きましたので、昼食後、今日の内に火打山に行ってこようと思います。雪がまだかなりあったので、軽アイゼンが必要か?。管理人の方に聞くと概ね必要無いとのことでした。

残雪の火打山 天狗の庭付近から

 

 雷菱 2276m

 オダマキ

 

2022年7月1日14時10分山頂

 

ENDさんのプロ並みの包丁さばき。キュウリを刻んでいます。今晩はパスタ。10人分。沸かすお湯も大量です。ルーはそれぞれ好みの味です。

テント組もこの自炊場を使わせてくれました。そしてこれから団欒が消灯近く続きました。今日中に火打山に登ったので、明日の朝、出発を30分遅らせることにしました。残念ながら、私のカメラの電池が無くなり以降の写真がありません。皆さんから頂いた写真を使わせて頂きました。下山中も様々な花が咲いていてしばしば写真撮影で時間がかかります。

この食虫植物はMZNさんの渾身の1枚です。

何処で撮ったか。行きだったかも知れません。下山も黒沢橋を渡る頃から少し雲が掛かって来ました。やがて、ポツポツとやってきました。木道と樹林帯の中で気にもせず歩いているとやがて、大粒になりもはや雨具なしではいられなくなり、雷もなってきました。後10分ほどで登山口と言うときです。皆が登山口に着いたときには土砂降りとなりました。

でも無事に下山でしました。後は温泉に入ってゆっくり帰りました。参加して頂いた皆さんご協力ありがとうございました。アドバイス頂いたSNkさんありがとうございました。

(Tさん upload by tomy)