3月14日White day快晴日和、やや風が気になるが、今日は竜爪山を越えた東海自然歩道を走って、西里地域で村興しをしてる知人と合流し、四月に開催される地球元気村の話などを聞いて来る予定だ。
コース概略は、静岡市内にある元静岡大学の跡地である城北公園からスタートし、静岡浅間神社階段、静機山尾根道、鯨が池、桜峠、第二東名工事現場、竜爪山{文殊岳1041m薬師岳1051m}、穂積神社~東海自然歩道、黒川キャンプ場、西里・やませみの湯でGOAL!
行楽日和なのに、この時期は入学&卒業、家族連れの参拝者で車が列を生している。
まずは浅間神社の階段をかけ上がり山頂記念碑手前にあるトイレに駆け込んだ。危ない!!どうやら昨夜の食べ物に当たったようで冷汗をかく気配がする。途中の尾根道では、ハイキングの家族連れや小パーティを幾度となくやり過ごす為に道を譲り合ったが、最長は登り坂で35名ものグループに道を譲った。下り優先のセオリーと、挨拶の励行が、トレイルランニングの今後の普及率に影響を与え兼ねないから、しばし気長に待つことにした。のんびりした風景と裏腹に、これから廃道をよじ登って一山越えなければならないので、身体全体をモニタリングしながらもスピードと距離を稼げる所は、体に負担をかけずに行こうと思う。
モニタリング内容だが;
理論的に適合する一定心拍数の維持と確認、1km毎の表示、走行スピードと移動距離、標高と累積標高差、累積時間、体温と発汗状況、水筒残量、エネルギー枯渇状況、骨格筋肉と関節の緊張と累積負荷状況、これらの最低限のバイタルチェック無くしてファーストトレッキングや山行は無理がある。
低体温症もしかり、血中酸素溶解率が外気湿度&温度で変化する。この前の東京マラソンでは高速ランナーほど倒れた、低体温症の恐さを知らな過ぎるゆえんだろう。
基、低山であれ、アルプスであれ、これらの山に入り何らかの行動を楽しむ為には、個人の生理機能を把握する事は必然性を帯びているし、冷静さを失えば、必ず事故率が高まるはずである。皆さんは、どうだろうか? どのように当日の体調や普段からの自分を把握しているのだろうか?!
僕は、毎朝、起床時の血圧脈差ー安静心拍を書き記しているが43~50拍以内だ。
桜峠の分岐点を過ぎた上り勾配は第二東名で分断されている。面倒くさいので、ガレ場をよじ登って行く。誰も通らない廃道あり、間材の散乱があり、急登などで走れない個所が多すぎたが、茶畑の農道と合流する辺りでやっと尾根道らしさが戻り、ここからのトラバース気味で進むトレイルは(牛妻からの合流地点までは)人も入らない為か荒れている。 逆に言うと、歩くために整備されているトレイルがやっぱり走りやすいというところなのだろうか。
最後の間材で出来た急勾配を過ぎると文殊岳で、多くのハイカーで食事をされている。
実走時間としては、神社階段より、文殊岳で2時間20分で来たことになる。
下り上り返しで薬師岳を過ぎ、急階段を穂積神社へと向かうと穂積神社も大勢のパーティや家族連れが休息を取っていた。 ここまで冷や汗をかきながら肛門を閉めて走ってきたので一路トイレに駆け込む。
ここから神社裏手に山蝉の湯への道標が立っていたのだが、道路を下り、東海自然歩道のトレイルへと入ると・・・そこはザレ場の小石で走るにはちょっと問題がある、本州製紙の小屋跡辺りで散策路らしくなり渓谷の趣が味わえるし、黒川キャンプ場から入ってくるには雰囲気があって楽しめるのでないかな。
このトレイルの崩れた箇所があり、そんなに人が立ち寄る感じではなかったが、やがて道路に戻り黒川を目指す。 やっぱり、唯一スピードをだして走れるから何となくしっくりこないが仕方ない。
西里でも一頻りトイレに駆込んで・・・唸っていた!
今回は、久々のトレランだったと思える,実走距離で大体23km、三時間半だった。 GPS補足図できっちりと、標高差ののある双こぶ竜爪山が描き出されて面白いと思った。山を下るスポーツのカテゴリーには、山スキー・スノボー・ヒルクライム・パラグライダーなどがあるが、トレランは人力であり、体の機能性を全て投入する本能的な遊びである、身体を使いこなすアスリートは避けては通れないのが走力、ならば大自然の中で開放的に楽しみたいと思う。
※今夏には、南アルプスを走れる身体を作りチャレンジしたいし、今夏は仕事がらみもあり、チベット行きを予定しているから、高所対応の機能も身に付けたいと思っている。 精進あるべしの奥山でした。