福寿草と節分草を求めて

日時:2月14日(日)
福寿草と節分草の鑑賞
参加者 労山:M澤、S本、N藤、S郷夫妻、他2人
     りんどう:S田、S本

7時半富沢道の駅でM澤さん、静波方面からの人たちと合流し、一路早川へ。
赤沢駐車場に着くと足元の落ち葉や石の間に、数株の福寿草を発見。
山で朝日が遮られているため、日陰にちじこまって蕾をつけている。
その周囲をよく見ると、白い5枚の花びらを少しうつむきかげんに広げた節分草が。
地面に這いつくばって花びらの中を覗くと、白紫の花びらに黄色のおしべが美しい、
ほんの2センチくらいのきんぽうげ科の花だ。
これが一面に群生したらどんなにかきれいだろう。
しかし年々盗掘されてしまい、今ではほんの限られた場所に数少なくなってしまったという。

林道をしばらく歩くと、日蓮の総本山として昔は多くの信者達が往来したであろう宿坊などがその名残を残していた。

途中から登の雪道の尾根を歩く。晴天ではないが風もなく静かで木々に積もった雪が風に吹かれてさまざまな形をつくり光っていた。

うさぎ、えぞしかの足跡、熊の生々しい爪あとを横目に進むが、奥の院は遠く時間の関係上頂上は次回の楽しみとして昼食にする。

雲行きも怪しくなってきたので、来た道をアイゼンをつけたまま下る。
十萬寺でアイゼンをはずし、林道を下りきったところの民家の庭に数株の節分草を見つける。
よく見て足を踏み出さないと踏みつけてしまいそうなほどの小さな花だ。
それからM澤さん絶賛の蕎麦屋(武蔵屋)に寄るがあいにく蕎麦は完売とのこと。
しかし、店主は気持ちよく煮物、漬物などで歓待してくれ、暖かいお茶をいただき帰途についた。
今回貴重な節分草に会うことができました。計画してくださった方々に感謝です。ありがとうございました。
                                   りんどう :S本Y子