10月9~10日
2日間とも、逃れようもない雨予報でしたが、天候を選べないのがバスハイクの辛いところです。微かな期待を乗せてバスは走ったのですが、着いた乗鞍畳平は霧雨で乳白色で視界悪し…。血気盛んな若手参加者には気の毒でしたが、早めの平湯温泉行きになりました。今回の参加は24名で、登山教室を卒業して会員になったIさん・Mさん・Yさん・O君・S君の5名も加わり、チョット平均年齢は下がったカナ~。
今夜の宿はナント温泉旅館。山岳会だからテントか小屋だろう、な~ンて限らないところが担当者さんの柔軟な企画力です。タップリ温泉につかって、若い仲居さんに御給仕して貰って、美味しい料理で一杯呑んで~そして温泉宿の夜は更けて~
翌朝、思ったよりも早い天候の回復に老若男女の血が騒ぎ、焼岳に向かうことになりました。新中の湯コース登山口の駐車場は既に満車状態で、会員のK川さんも個人山行で入った模様です。遅めのスタートでも充分日帰りできる、標高差800m。登山道はグチャグチャのヌタ場状態の連続ですが、2000m辺りからは紅葉が鮮やかに広がり、時々青空も見えてイイ感じ♪
昨日の鬱憤が一度に晴れたような紅葉登山になってきました。稜線が近くなると「あれっ 温泉の匂いが」じゃなくて噴火口からの硫黄の匂いが漂って、そして僅かで北峰に着きました。残念ながら山岳風景の眺望はききませんでしたが、一瞬の晴れ間には霞沢岳がチョコット顔を見せ、眼下には梓川や帝国ホテルの赤い屋根も……。
乗鞍岳は残念でしたが、「紅葉と温泉」は堪能できましたし、何よりも事故怪我病気無く山旅を楽しめたことで、今年のバスハイクも大成功と云えましょう。担当者様!ご苦労様でした。