地元の山で山岳レースが開催されるに当り、救急搬送や事故が発生して欲しくないし、大勢の若い人達に山での楽しみ方、里村文化、森林が市民の共有財産である認識を深められる可能性の為に、無線通信ボランティアでネットワークの共有化をかって出ました。
玉川もそうですが、限界集落が増え続ける中山間地の問題は全国レベルの現象であり、官主導での村興しや、文化の担い手を継承させるには甚だ無理があると思える次第です。 ですので外部から、スキルを持っている方々の手助けが必要です。
今の時代背景を考え合わせると”新しい山岳会”と言うのは、自分達の為のレクリエーションだけでなく、そのような責務や使命を担っていると思えますし、その方が若いボランティアの方々に共感してもらえる団体となるかと思われます。 そう言った動きや各種団体の輪が広まればいいなと思っています。
玉川レースが終わり静岡議会では高い評価を頂けたことだと聞き及んでいますが、更に行政と手を携えるとか、強いて言えば、その延長線でも考え合わせなければならない事柄もあると言えます。 今回は、新しい動きとして静岡医師会とのコラボレーションが動き出しました。
タイトルは、『災害時通信対策協議会』第一回目の開催です。 東海大震災を想定すると、専任業務や枠組を越えてのネットワーク化が必要不可欠だと言えます。 震災時には情報を共有化する必要が有ります。 建物倒壊や病床での受入態勢、自分達で救助したり搬送したり様々な必要性が迫ってくるかと思います。 その時に必要不可欠な情報は普段からのネットワーク作りが強みを発揮します。 消防も警察も行政も限られた人数では、想定内の震災規模が発生しようとも、来てみないと分らない東海大震災。 これに即した機能は麻痺を起こすでしょうから民間人は結集して行かねばなりません。
倒壊家屋やビルの中で生埋め状態の人が、何処にいるのか行政は調べようも無いかも知れません。 搬送先も同じく満杯でしょう。 まだ気休めにしかならないかも知れませんが、有志の志としては有意義な会合でした。 開業医の方々は、静岡医師会所属です。
進行役は、静岡医師会館事務局の西条さんと開業医の大村先生です。 写真はハムでお世話になった西条さん。
大村先生の方から医師会館の上にレピーターアンテナが設置されたこと。
今後、デジタル端末(無線機)でネットワーク化を推し進めること。
On Air Meetingを実施したり、訓練をしていく方向で話が進みます。
そして、今後の発展に寄与し合う事柄等を確認していきました。