八ヶ岳・阿弥陀岳北陵

2013年3月16日(土)
会員外の方2名と阿弥陀北陵に行ってきました。
前日まで目まぐるしく変わっていた天候でしたが、最終的に移動性高気圧に覆われて素晴らしい天気になりました。

 ▲静岡を4:00に出発し、小淵沢の道の駅で待ち合わせ。
 諸事情により日帰り山行となったため、時間がタイトな中、不覚にも少し遅刻してしまいましたが、
 美濃戸まで車で入ってもらえたので時間的に余裕ができました。
 しかし、ここ最近の暖かさで雪が溶けた後凍結しているため、路面はツルツルの状態。
 轍も深く、アンダークリアランスが少ないクルマだと危険です。
 案の定、亀状態で身動きの取れなくなったクルマがいました。
 美濃戸6:45着 → 7:00出発。
 
▲南沢を進む。こちらも一旦溶けて凍結しているので滑る滑る。。
あまりに滑って危険なため、途中でアイゼンを付ける。
 
▲気温は-8度。下界はだいぶ暖かくなってきたので少し寒く感じる。
 
 ▲最近仕事が忙しいせいか、疲れを感じます。。はたしてこれで登れるのか!?
 
 
 
 ▲9:00前に行者小屋へ到着。テントの数は少ない。気温は0度。
  

▲身支度を整えて9:40出発。中岳沢に入ります。
スタートも遅いし、誰か入っていると思いきやトレースなし。
 
▲ラッセルになるのではと思ったが、程よくクラストしていて歩きやすい。 
 
 ▲サクサクと進みます。
 

▲ひたすら中岳沢を詰めます。 
 
▲ だいぶ詰めたので、そろそろジャンクションピークを目指して右にトラバースします。
 
▲傾斜がきつくなってきました。 
  
▲場所によっては大きな空洞があり、すっぽりハマってしまいます。 
 
▲ ジャンクションピークまであともう少し。この辺り雪が腐っているところもあり、油断できません。
 
▲10:30 ジャンクションピーク到着。硫黄岳方面の眺め。 
 
▲第一岩稜、第二岩稜を目指して登ります。
 

▲第一岩稜上部は潅木がなくなり、手がかりになるものがなくなります。 
 
▲富士山が見える高さまで登ってきました。
 
▲11:00 第二岩稜取付きに到着。気温は0度。風もなく、快適です。

 しかも前後に他のパーティはいないため貸切状態、ラッキーでした。

 

▲ここからロープを出して、リードで登ります。
3級程度なので難しくはありませんが、草付スラブ面が手がかりに乏しくイヤな感じ。。
 
 ▲ナイフリッジ手前、お決まりの写真ですね。
 
 ▲13:10 無事、阿弥陀岳山頂に到着。 
 
 ▲お地蔵さんが顔を出してました。 
 
▲山頂で少し休憩し、13:40下山です。一般道を使います。 
 
▲一般道とはいえ、結構な急斜面です。 
 
 ▲滑落しないように慎重に下りていきます。
 
 ▲14:10 雪の状態が安定しているので中岳沢を下ります。
 
▲尻セード&滑落停止の練習を繰り返しながら下りていきます。
 
 ▲14:35 行者小屋に到着。道具を片付け、14:55 美濃戸へ向け出発。
 
▲15:55 美濃戸に到着。
 

今回、終始体調がイマイチでしたが、同行された方の協力もあり、無事予定どおりに行ってこれました。来年は別のルートにもチャレンジしたいと思っていますので、機会があれば、またよろしくお願いします。ありがとうございました。
                                               (報告者:O澤)