2014年5月3日 4人の足並みが揃わなかったので、1泊2日で手軽なところになった。
この上ない良い天気。8時半美戸濃発 行者小屋11時着。
文三郎尾根はいままでのGWより雪が深かった。夏道は雪に埋もれない。稜線分岐13時。少し雲が出てきた。
急斜面。こけたら何処まで墜ちるやら。
頂上14時。私たちが今日の最後のようだ。風が出てきて寒くなった。頂上小屋方面はナイフリッジになっている。慎重に渡る。何回か来たが今までこんなに道が細いことはなかった。雪が多く、下りに危険を感じるので、ところどころ後ろ向きに降りた。天望荘14時40分着。
天望荘で送ってもらったDMを差出すとワインをくれた。労山会員カードをだすと500円引きの8500円、部屋は個室だ。サービスの良い小屋だ。暖かな談話室で飲みながら談笑。驚いたことにまたKさんが500mLビール4缶を運
び上げた。山はKさんと行くべし。疲れた体にこの上ないご馳走だ。ワインも飲み干したところで夕食。バイキングでなかなか乙な食事、大きな塩漬豚もいける。ヘリの音、だれか遭難したそうだ。19時半就寝。
4日 6時半出発。悪名高き横岳の通過だ。梯子は雪で埋もれていた。
岩影通過は凍っているので慎重に時間をかけた。私だけズルッ。アブネー落ちそう。続いて日影のトラバース。細い踏み跡を慎重に。途中アイゼンを壊したおじさんが困り果てていた。持ち合わせた紐をさし出した。横岳到着8時40分。天気に恵まれ、来し方を眺め自己満足、また四方、富士を眺め入って自己満足。半年前小同心クライミングでここに登り詰めたっけ。時間はあるのでゆっくりと。横岳通過はまだまだ危険。ここにもナイフリッジがあった。30分後、今までと違ったなだらかな尾根に出た。硫黄山荘を経て硫黄岳への道。天気も良いのでまったく安全だ。大きなケルンの横を通って10時硫黄岳着。爆裂火口など見て下山。途中踏み跡を間違えて足がスッポリ埋まる林の中に迷い込んだ。赤岳鉱泉12時30分着。ヤレヤレ。