9/5 平ケ岳(2141m)

【山行報告】:9/5 平ケ岳(2141m)
9/3  自宅→→京都・奈良観光→→大阪(泊)
9/4  大阪(伊丹)空港9:20→ANA1657→10:25新潟===銀山平温泉(泊)
9/5  銀山平温泉3:50===4:55中ノ岐林道登山口5:10・・・5:17沢・・・
            6:05タロベの大木・・・7:07分岐・・・7:14たまご石・・・7:20分岐・・・                                      7:42水場・・・8:05平ケ岳山頂・・・8:11最高点・・・山頂8:25・・・8:50水場・・・                      10:58沢(食事)・・・11:50登山口12:00===13:20銀山平温泉(白銀の湯)==                          新潟市(泊)
9/6  新潟===新潟観光===新潟空港17:45→ANA1662→18:55大阪空港→自宅

【概要】鷹巣登山口からは日帰りで往復約11時間を有し日本百名山の中でも、日帰り登山の山では最難関のコースですが、銀山平温泉の宿に泊まると、中ノ岐林道登山口まで送迎してくれ、約半分の5時間半で日帰り往復できるので、銀山平温泉に前泊コースで山行してきました。

名古屋から新潟まではANAマイレージで予約をしていましたところ、新型コロナの影響で予約していた便が減便になり、出発日を変更するか、大阪空港を発着するかの選択になり、既に銀山平温泉の送迎バスは運行決定されており、今回、キャンセルすると次回、予約が難しくなるような気がして、わざわざ大阪空港まで行って新潟に向かうことにしました。

せっかく大阪に行くなら、前日に京都国立博物館と奈良国立博物館を見学してから大阪入りしました。大阪空港から新潟空港までだと北アルプスの山並みが見えるはずでしたが、厚い雲に隠れてまったく見えないし、機体が大きく揺れるのも久しぶりだった。新潟空港からレンタカーを借りて、新潟市内の観光地を廻って銀山平温泉に向かう予定でしたが、新型コロナの影響で公共施設は臨時休館の施設ばかりで、早めに銀山平温泉に入ってのんびり過ごしました。

    

こうした宿からの送迎バスだと雨天でも決行しないといけなく、当初は晴れ予報でしたが、秋雨前線の動きが北にあがり、前日までは雨予報だったが、当日になって正午から雨予報に変わり、ほっとしました。

宿では、前日の夕食時に、宿を午前4時出発、登山口午前5時半位に登りだし、12時半には登山口集合で、山頂を10時までには出発するように、また、部屋には荷物は置かずに車に置くようにとの説明を受け、夕飯後、荷造りをし、車に荷物を移動させると、夜空は満天の星空で、うっすらと天の川も見える!明日 晴れることを祈って消灯。

さて、この宿の参加者は、皆 集合時間前に集合し、午前3時45分には集まり、登山口には5時前に到着。

軽い準備運動を済ませ、いざ登山へ。数分で沢に出て、渡し板の橋を滑らないように慎重に渡り、つづら折り坂を登り、だんだん急になっていく登り、途中、荒沢岳の万年雪を望む場所に出ると、一旦、緩やかになり、ところどころで、ユーモアのある応援メッセージ標識に励まされる。

     

▲中ノ岐                ▲登山口から約1時間“タロベの大木”

秋の気配を感じさせるキノコが顔を覗かせたり、葉先が赤みがかったり、黄色く色づいたりしていました。急登にあえぎ、笹やぶの根っこに足を滑らさないように慎重に登る。空が木々の間から見え、湿原に出るのかと期待したら、尾根道に出て、更に登り、ようやく木道が現れ、湿原に到着。

たまご石の案内看板を過ぎて分岐になり、とりあえずたまご石へ。

     

▲毒キノコ?             ▲たまご石

ベニテングタケ – Wikipediaでしょうか??

そこからは、晴天に恵まれ、越後駒ケ岳、荒沢岳などが見れました。分岐に戻り、平ケ岳は目の前のこんもりした山かと思っていたら、その山を右に巻くと燧ケ岳の雄姿が雲間から見えた!いったん下っていく水場に出て、また登り、一つ山?丘?を超えて、平ケ岳山頂に到着。

事前に調べていてたら、その先に最高点があるようなので、まずは最高点まで行ってから休憩。

     

▲右側に燧ケ岳          ▲平ケ岳 最高地点

宿のおにぎりを広げて食べようと思ったが、ガスで展望もきかないし、ガスから霧のような雨粒に変わってきたので、下って登山口でゆっくりと食べることに。

たまご石分岐を過ぎて、急坂を下っていると目の前に虹がかかっているのが見えた。

なんか運気を貰ったような、、、、!?滑らないように慎重に下る。正午前後から雨予報だったが雲間から日差しが差し込むほどに天気が回復してきた。

ほぼ標準時間で沢に着き、大きな岩で日向ぼっこしながらブランチで宿からのおにぎり2つ&イワナの甘露煮、漬物を食べ、12時半の集合時間だったので、時間を見計らって登山口に。

    

▲虹が現れる           ▲沢でブランチ

沢を出る時に、水場ですれ違った女性2人組が同じ宿の人だったみたいで、その人たちが最後のグループで、12時半を待たず全員が集合したので、バスは銀山平温泉へ。

沢でもっとのんびりしていたら、皆に迷惑をかけるところだった。ちょっと早めに沢を出てよかった。

銀山平温泉に向かう途中、「深田久弥さんはこの道を登って池ケ山に出て、平ケ岳に登ったんですよ。」と二岐川を指さして宿の人が説明してくれた。今でもここまで来るのに大変なのに、当時の大変さを思うとこの送迎バスはありがたい。

銀山平温泉の宿に到着して、宿で日帰り温泉”白銀の湯”の登山者割引¥450(通常¥600)を購入して、疲れと汗を流して、泊まりの新潟市へレンタカーで移動。

最終日は、北方文化博物館などを巡り、伊丹空港へ飛んで、新大阪から名古屋に無事、戻ってきました。

以上

Tさん(upload by tomy)