GWが終わった翌週の日曜日、5月12日今年度の初級登山教室が始まりました。新しい方を迎えてハイキングを行います。その最初の開校日は教室の説明とハイキングについて持ち物やどういうことを考えて登山をするのかという簡単な講習を行いました。というわけなのですが、ブログにあげるのが遅くなって先に檜洞丸のハイキングの様子が先に出てしまいました‥‥。例年アイセル21で開いていたのですが、今回は午後満観峰に登るので長田公民館で開校式を行いました。
何を隠そう、別に隠す必要もないのですが、最初の講習の講師はトコロであります。何を話したかというと、山を安全に楽しく登るために必要なものは○○である。安全のために最も身につけるべきものは○○である、次に必要なものは○○それから○○と○○である、などと話したわけです。
これからハイキングを始めるにあたって、情報機器は必携です。パソコンで情報を集めたり連絡を取ったり、また、山中ではスマホを持つことで安全性が大きく向上します。テキストをもとに、ハイキングの持ち物を確認し1時間ほどの講習を終了。次は、花沢の里に移動して満観峰を目指します。
ところで、この日最も話題になったのは、マダニのことでした。STNさんが満観峰にハイキングに行った友人がマダニにかまれて、という話をしたところからでした。そうしたら3回目の講習会の講師を務めるHRIさんが「私はマダニに噛みつかれて医者に行ってとってもらった」ということを言う。農作業中に背中に噛みつかれそのマダニの写真まで見せてくれた。ごく身近にマダニはいて、犬を散歩に連れて行ってやられるというのが典型例なのだそうです。重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)という面倒な感染症の原因にもなるのがマダニです。ところで、下の写真の中で最もマダニが好みそうな服装をしているのは、どの方かわかりますでしょうか?正解は、このブログの最後にあります。
では、来週は丹沢山系の檜洞です、ということで解散しました。その檜洞丸の報告はすべにアップされているとおりです。
ついでながら、5月22日(水)には労政会館で第2回目の講習を行いました。この時のテーマは、スマホ。スマホにヤマップをダウンロードして基本的な使い方を講習するものでした。当会は、勤労者山岳会という名前を持ちながらも年金生活者も多くて要するにこういう情報機器は苦手である。でもスマホがあると山で何かと便利ということからの企画でした。GPSを使って正確かつ簡単に現在位置を把握できるのはありがたい。ついでに国土地理院の地図の印刷の仕方を講習したので、両方できるようになるととても便利です。ただ、スマホ、万能とも言えますが弱点も多くあります。電池切れやGPSの電波を谷あいでは失うとか頼りにしたいとき役立たないこともあります。ですから、紙の地図と読図は必要な技術です。勘違いしないようお願いします。次回の講習は、6月に地図の味方ではない見方です。
マダニは半そでの人が好き。 (トコロ)