王岳(南尾根よりダイレクトにのぼり精進湖東の1292㍍峰より東尾根)

2009年2月22日(日)

参加者 M澤他1名

地図 鳴沢・精進・河口湖西アクセス:清水5:40=根場駐車場6:45
コースタイム:駐車場6:55~尾根南端取り付き7:10~コル7:30~1370㍍稜線大岩7:40~道岩山基部8:05道岩山8:25(10分休憩)~一般道8:55~王岳山頂9:10(休憩)9:30~1466㍍峰10:00~1339㍍峰10:40~1292㍍三角点峰11:07~1126・5㍍峰三角点12:05~林道12:15~国道12:20~根場駐車場12:55

曇りのち晴れ。予定では精進湖の南東尾根から取り付くつもりだったが「しらびそ」の記事掲載のダイレクトコースを登ることに予定変更。
駐車場から15分程国道を戻り南尾根の南端に取り付く。
檜林の杣道の踏み跡をたどっていたら1044㍍の三角点は見逃してしまった。
最初のコルの手前から踏み跡ははっきりしたがコルを越えてからは、またはっきりしない。
とにかく高所を目指して登ると1370㍍付近で大岩が現れる。
国道から見える道岩山かと思ったが、左側を迂回すると目前に槍ヶ岳の穂先のようなりっぱな岩稜が現れる。岩稜の右側基部を回り込んで岩の先端に出る。
2人ぐらいしか立てない狭い山頂だが素晴らしい展望だ。しばらく休憩する。ここから西に下りなければならないのに、来た方向の北へ下りてしまった。
尾根は西についているので、かなりの傾斜の斜面をトラバースする。
雪がついているので、とにかくすべらないように立ち木・立ち木を頼りに歩を進める。
地面は凍っているのでピッケルも立たなかった。(今回の山行でここが一番緊張した。)西側の尾根にたどりつくと、踏み跡は見える。確認しないで下りたミスだった。
王岳へのルートは確認できるのだが、クマザサの藪漕ぎが続く、急坂の登りになって、笹をつかむと茨もつかんでしまう。
とにかく、バラの多い山で両腕や顔はひっかき傷でヒリヒリ。踏み跡は完全に消えているが、どこでも歩ける急登を登って藪がなくなったと思ったら一般道にたどりついた。4、5年前に出来たコースらしい。王岳を左に巻いて山頂に着いた。
誰もいない山頂で食事する。時間が何時であろうと山頂に着くとお腹が食事を請求する。
西への下りはかなりの傾斜、それに雪が薄く凍り付いて緊張する。長い一般道だがコブとコブとの間はかなりの痩せ尾根、広葉樹林の明るい尾根歩きに気分が良い。
4つ目のピークで1339㍍峰だと思ったがはっきりした下りの尾根が分かりづらい。しばらく通過してから、右側の尾根を確認すると今通過した尾根しかない。又もどって下りのルート入口を探すとかすかな杣道が目前のピークへ向かっていた。
しばらく下ると、痩せ尾根になるがすぐに次のピークへの登りに取り付けた。背丈ほどの熊笹の藪漕ぎを2、3回繰り返し、50㍍程のピークを2つ3つ越すと、TVアンテナの基地が出てきて明るい芝地になった。精進湖から巡回道がきている。ここからひと登りすると1292㍍三角点峰だった。これから南東へピークを2つ目指すだけ、ホットする。
1226㍍峰からは踏み跡もしっかりしてくる。1126㍍の三角点もはっきり確認して九十九折に刻まれた道を歩く。車の音が国道の近くであることを教えてくれる。沢伝いに出ると林道に出た。国道は目の前、3・5キロ㍍の国道歩きをして駐車場に戻った。