小同心クラックはいつも新人と
7月22日 5:45美濃戸出発・・・7:30赤岳鉱泉・・・7:35大同心沢入口・・・9:10小同心クラックテラス・・・10:30終了点(小同心の頭)・・・11:40横岳山頂・・・13:20大同心基部・・・14:00赤岳鉱泉・・・15:30美濃戸
7月21日に前泊して、22日小同心クラックにTKMさん、IDさん、IKGさんとトコロで行きました。今回は、早朝に美濃戸口を出発し美濃戸に車を止め1日で小同心クラックから大同心からクライムダウンし1日で戻ってくるという計画です。三人とも初めての小同心です。とはいえ、TKMさんは何度かここを登ろうとして、ことごとくというかすべからくというか毎回というかあらゆる場合においてというか、天気が悪かっため登れなかったのである。易しくて短いルートなので初めての本チャンにこのルートを使うことにしている。ID・TKMペアは、初めてつるべで登る。
4人なので2パーティ、ザイルはシングル2本。小同心クラックは2ピッチで終わってしまう。シングルをTKMさんに1本たのんだら、この日の朝になって「俺のザイル40mだよ」っていう。そういえば、いつかそういわれたなぁ、と思ったのですが、そんなこたぁもう忘れていた!これは3ピッチで登った方がいいかなぁ、と思ったのでした。
▼朝の美濃戸駐車場。車はたくさん止まっています。
▼赤岳鉱泉で一休み。荷物を整え、水を補給します。
▼大同心沢にかかったロープをくぐって一般道並みに踏まれた踏み跡を追います。
踏み跡はやがて沢から離れ、左の尾根・大同心稜にあがります。これが急なので、みんなで小言を言いながら登ることになった。それに、夏はやっぱり暑いのだ。バリエーションのアプローチはそれなりに悪くて危ないところをザイルなしで行くことが多い。皆さん、落ちないようにね、よく見て・よく見て・よく見て行こう!よく見るってことは大事ですよ!
▼無事取りつきがあるテラスに到着。準備です。
このルートの終了点はペツルのアンカーが打たれていて安心できます。途中のランニングは、ハーケンですが適当なピナクルがあるのでそこからビレイを取ることができます。私が先行するので、ルートはそれを追いかけてくるように伝えて出発。ルートは立っているけど、ガバホールばかり、フットも豊富。
▼1ピッチ目の終了点でちょっとお写真を撮ってもらいました。
▼40mロープなので一応3ピッチで登ったが、2ピッチでも抜けられたと思います。簡単に終わって、終了点から見た横岳山頂です。
ここでザイルを巻いて尾根を歩いていきます。最後におまけのような1ピッチで山頂。
▼その1ピッチをリードするIDさん。ガスが出てきた。
ピナクルで終了点を作り、セカンドを上げて終了です。山頂で休憩し行動食を取って大同心の頭を目指します。そこには、懸垂下降のポイントがあるはずだと思っていたら、見つからないというかない。しょうがないので、クライムダウンできるはずなので、歩けるところを下っていくことにした。
▼クライムダウンもできそうですが、チョイとしたギャップを懸垂をしています。
▼あまり人が通らないところを行くと、お花が沢山咲いていました。オダマキです。
▲懸垂下降用のしっかりしたハンガーが至る所についていました。歩いて下れますが、困ったときには利用できます。
▼注意深く下っていくと大同心稜につきます。あとはひたすらの下山でした。
IDさんは、次はバットレス4尾根にいくのだそうです。IKGさんは、一つ本チャンが終わ
ったということでめでたしめでたし、TKMさんは2ピッチ目をリードしました。ということで、無事終了です。
ったということでめでたしめでたし、TKMさんは2ピッチ目をリードしました。ということで、無事終了です。
(トコロ)