2009年10月31日
コースタイム 袋井0時=兵越峠2:10 車中泊 峠にてO庭氏と合流(5:40)
松島6:20(車デポ)~登山口林道名田熊線終点6:50~遠山宅7:10~山ノ神7:30
~小戸倉山(970m)8:00~戸倉山8:20~1258m峰10:00~黒石岳10:20(20分休憩)~林道970mライン11:15~松島車デポ地点12:15 =戸倉山登山口12:40(車回収)=国道418号13:00解散
参加者・O庭・M澤 報告 M澤
(天候)晴れ
兵越峠の車中泊は寒くなく快適、鹿の鳴き声が寂しい声に聞こえる。
松島の林道は最後の人家のすぐ上にジムニーをデポ。
林道名熊線は発電所のところが始発点、路面は悪くないが道幅が狭い。軽車両専用道路。
片側は沢、山側は削った岩が突き出しているので車の側面をすりそうで、助手席に乗っていると肩に力が入り手を突っ張ってしまう。
10分程走ると下ってくる車と出合う。
おそらく遠山さん夫妻だろう、怪訝な顔をしながら行き違いできる所までバックしてくれた。
兵越峠の車中泊は寒くなく快適、鹿の鳴き声が寂しい声に聞こえる。
松島の林道は最後の人家のすぐ上にジムニーをデポ。
林道名熊線は発電所のところが始発点、路面は悪くないが道幅が狭い。軽車両専用道路。
片側は沢、山側は削った岩が突き出しているので車の側面をすりそうで、助手席に乗っていると肩に力が入り手を突っ張ってしまう。
10分程走ると下ってくる車と出合う。
おそらく遠山さん夫妻だろう、怪訝な顔をしながら行き違いできる所までバックしてくれた。
慣れてないと怖いほど狭い道、感謝!感謝!路面が荒れてだして、すぐ人家が、入口に鎖のチェーンを張っているところを見ると今は住んではいないらしい。
ここからひと曲がりしたら終点だった。5~6台分の広場になっている。遠山家の駐車場だろう。
ここからひと曲がりしたら終点だった。5~6台分の広場になっている。遠山家の駐車場だろう。
遠山家への道が上に伸びている。10分程で遠山家、右手に谷京峠への道を分けて遠山家へ。
玄関で声を掛けると、おばあさんが出てきた。庭を横切り納屋との間を通り抜ける許可を得る。
「お茶を飲んでいきな」と言ってくれる。蜜柑を少しばかりおいて裏へ出て茶畑の縁を登る。
玄関で声を掛けると、おばあさんが出てきた。庭を横切り納屋との間を通り抜ける許可を得る。
「お茶を飲んでいきな」と言ってくれる。蜜柑を少しばかりおいて裏へ出て茶畑の縁を登る。
手入れのされた杣道。傾斜がきつくなって稜線につくと、山の神だった。
小さな祠に挨拶して稜線歩きがはじまった。両手両足で登る傾斜を登りきると小戸倉山。
小さな祠に挨拶して稜線歩きがはじまった。両手両足で登る傾斜を登りきると小戸倉山。
山名標示はない。先方に戸倉山が現れた。
遠山郷のマッターホルンと地元の山岳会がいうことを納得せざるを得ない程の傾斜の登りが続く。
「往復の場合下りが厳しいな」と言いながらよじ登る。
山頂は狭い。わずかに潅木のあいだからの展望。黒石までの稜線は紅葉のトンネル。
遠山郷のマッターホルンと地元の山岳会がいうことを納得せざるを得ない程の傾斜の登りが続く。
「往復の場合下りが厳しいな」と言いながらよじ登る。
山頂は狭い。わずかに潅木のあいだからの展望。黒石までの稜線は紅葉のトンネル。
苦労して登らなければ味わえない桃源郷。太陽の光がカエデの赤い葉を透かして灯篭のようだ。
境界の杭に沿って尾根を歩くが90度に曲がる地点が2箇所あるし、藪も出てきた。
境界の杭に沿って尾根を歩くが90度に曲がる地点が2箇所あるし、藪も出てきた。
地図を確認しながら歩く。踏み後はみごとに猪が掘り返している。
熊の爪あとの生々しい幹も出てきたがブナ・ミズナラ・カエデの自然林が続く。
傾斜がゆるくなって黒石岳の山頂が近くなったことを感じる。
傾斜がゆるくなって黒石岳の山頂が近くなったことを感じる。
ブナ・ナラ・ツガ等の大木が次々に現れて山頂。有線テレビの中継塔が2基あるが、広い山頂なのであまり気にならない。食事しながら静かな山頂の紅葉をしばらく楽しむ。
下山はマーキングのテープがところどころに付いている。この尾根は結構広い。
中継塔の保守管理の道にしては踏み跡は薄い。車のデポ地に入山禁止の札がさがっていたからマツタケ山なのだろう。底稲の集落(廃村)への踏み跡に気をつけながら下るが見つけられなかった。
尾根の末端近くまでテープは時々付いていた。
右手に林道らしきものが見えるので下りると、林道は底稲の集落は過ぎて、ヘアピンカーブの底稲側のところだった。
時速6kmぐらいであるいて1時間の林道歩き、今回の山行で一番歩いたという感じ。
ジムニーで車の回収に向かう。
中継塔の保守管理の道にしては踏み跡は薄い。車のデポ地に入山禁止の札がさがっていたからマツタケ山なのだろう。底稲の集落(廃村)への踏み跡に気をつけながら下るが見つけられなかった。
尾根の末端近くまでテープは時々付いていた。
右手に林道らしきものが見えるので下りると、林道は底稲の集落は過ぎて、ヘアピンカーブの底稲側のところだった。
時速6kmぐらいであるいて1時間の林道歩き、今回の山行で一番歩いたという感じ。
ジムニーで車の回収に向かう。
ジムニーでも緊張する程道幅は狭い。この道は遠山さんの生活道路、駐車地から遠山さん宅までの山道も距離は長かった。言葉を交わしたおばあさんが病気にでもなったら大変だろうなと奥山の厳しさを感じる山行だった。