春の小川山キャンプ

5/14~15は、恒例行事となっている春の小川山キャンプへ行ってきました。

毎年、クライミング教室を兼ねてのキャンプになるのですが、
今年はその教室もやらないので、参加者は、こじんまり?と総勢11名。
トコロ会長がぎっくり腰を再発させて、急きょ行けなくなるアクシデントもあったが、予定通り朝6時半過ぎに静岡を出発、川上村の「廻り目平キャンプ場」へ。

テント設営&タープ張りが終わると、時間はすでにお昼前。

高原のさわやかな風が心地良く、椅子に座ってまったりしていると、思わず「ビール、ビ~ル!」と叫びたくなってしまったが、
「ちみらは、小川山へ何しに来た~あ?」

と、空からトコロ会長の声が聞こえてきそうだったので、重い腰を上げて、これまた恒例となっているガマルートの岩場へと出発。

緑のメットはこの春、クライミング教室の募集で入会してきてくれたFJTさん。今日が祝!外岩デビュー。やっぱり最初はドキドキですよね~。
つい1年前、私もそうでした。

私のパーティーは、SMRさんとHRDさん。
笑顔でポーズを決めてくれたSMRさんを上からパチリ。
ガマルートは何度も登られているお二人なので、今回も余裕?で登ってきてくれました。
私は今回で3回目のガマですが、マルチピッチの良いリード練習になりました。終了点構築も短時間でスムーズにやれるかというと、案外戸惑ったりしますからね~。

最後は40mの壁を懸垂で降りて、この日は終了。写真はHRDさん。

アプローチ道に咲くシャクナゲの花、今が見頃でした。

さて・・・

クライミングも無事終わって、テント場に戻ると、すでに宴の準備が始まっていた!

早速、プシュ~と一口。いや~クライミング直後にビールが飲めるなんて最高!

そのビールのつまみとして大好評だったのが、ナナーズで買った「こごみ」。
さっと茹でただけですが、アクも無く美味。
見た目は、丸まった青虫っぽいですが・・・

大量の焼きソバを、炭バサミでさばくETOさん。
今日は新人のFJTさんを半日指導してくれました。お疲れ様でした。

そして、キャンプの醍醐味といえば・・・やっぱり、たき火ですな~。

よく食べ、よく飲み、よくしゃべり、そして、たくさん笑いのあった小川山の夜でした。

翌朝・・・ 、天気は晴れのクライミング日和\(^o^)/

2日目は各自自由行動。ガマスラブ組、ハイキング組等々分かれ、
私は、NSGさん、MZNさんと一緒に、屋根岩2峰の「PTA」というマルチルートへ登りに行ってきました。

ルートの取付き場所も見つけ、1P目は私リードでクライムオン。
10aだという1P目、ラインの取り方によっては5.9くらいになるので、10aかどうかは微妙なところですが、無事オンサイト。

2P目はNSGさんリートで、つるべで登りました。写真はセカンドで登るMZNさん。

1P目の終了点からの眺め。眼下に見えるは金峰山荘。

小ピークの2P目の終了点に到着すると、目の前に屋根岩二峰のスラブが・・・。
この先にはボルトが見当たらず、小ピークから少しトラバースぎみに下がったテラスから懸垂下降し、アプローチ道のあるテラスに降り立った。

そこには、マルチルート「セレクション」のスタート地点であるクラックがありました。
このルートにも登ってみたかったですが、この周辺で、良さそうなルートを登ろうということで、空いているところを探すも、どのルートにもパーティーが大勢取付いて空いてない。
ムズイところ以外は、唯一空いていた「マイルドタジヤン(5.8)」を3人で登りました。リードトライ中のMZNさん。

ソラマメスラブ岩近くの「生木が倒れたよ(5.9)」ここも簡単。

10a~cくらいのルートをいろいろ登ってみたかったですが、とにかく人が多い!
残念ながら、約束の下山時間となってしまい、14時前に終了。

駐車場に急いで戻るとすでに皆さん勢ぞろい。
私は車を運転しないことをイイことに、お言葉に甘えてまたまたビールをプシュ~。
帰りは、またナナーズに寄って「こごみ」と高原野菜をお土産にして、静岡へ帰りました。
小川山の岩場は広過ぎて、どこを登ろうかと目移りしてしまいますが、ちょくちょく足を運んで、いろいろ登ってみたいですね。

皆さん、小川山キャンプお疲れ様でした!

by もりっしー