6月12日は長尾沢でベルグ隊の救助訓練でした。
朝8時に長尾沢は竜爪登山口に集合しました。13名の参加、静岡労山からはNSGさん,HSGさん,Ryu君,トコロの4名が参加しました。NSGさん、Ryu君は沢訓練は初めてです。
しばらく歩いて、滝に着きます。初めに、基本の確認で懸垂下降をします。ベルグ隊の時は8環が基本になります。今回、バックアップは下で取ることにしています。
しばらく歩いて、滝に着きます。初めに、基本の確認で懸垂下降をします。ベルグ隊の時は8環が基本になります。今回、バックアップは下で取ることにしています。
▼懸垂下降の次は、救助用のハーネスをつけて「負傷者」を背負って滝を下ります。初参加のRyu君が早速背負います。
▼このハーネスをつけるのが大変。皆んなが寄り合ってあーだこーだと言って出来上がり
▼このように救助者と「ケガ人」二人を太い木を使ってビレイします。緩めながら下降します。出足の足場が悪くて苦労します。黄色のヘルメットの人は懸垂下降し、介助します。
▲この付近が一番難しい。もちろん、転んでも落ちないようにビレイをしています。
▼上に伸びたワイヤーからロープにつながっています。この付近はロープが上にいって足場もよくなり、安定しています。体重はロープにかけているので楽になります。
▼次は斜張りチロリアン。ロープを1/3で引いてピンと張ります。下の岩に補助ロープを巻いて支点にしています。
▼1本ずつ計2本を張りました。カラビナにかかったフリクションヒッチが張りを支えます。クローヒッチは、フリクションヒッチが緩んだ時のバックアップです。最後は岩にかけた補助ロープにカラビナをかけます。
▼楽しそうにチロリアンで下降してくる「ケガ人」ロープで引いて動きを調整します。
というわけで、今回の訓練も無事終了しました。