年の瀬の12月25日 土曜日 (快晴)
昨夜、未明に粉雪が舞い降りた静岡市。
集合場所である箱根湯元駅に着いた頃には、幾分、気温が上がってきたが風が肌寒い。
今日は、美津濃ランニング クラブの年末イベント=箱根駅伝コースを利用した行く年来る年の壮行会。
正月に放映される”箱根駅伝”、 知らない人も多いと思うが完全な村興しの様がある。
大手町~芦ノ湖を折り返し~大手町へと繋ぐ大学駅伝なんだが、やっぱり湯本駅にはポスターやら、
各大学の垂れ幕やら、本番のその日を待ちかねている。
そんな中、駅前には42名ぐらいだろうか?
スニーカーの、それらしき人達が集まりだした。
このコースのハイライトとなる5区は、小田原中継所からの上り坂を国道一号線を芦ノ湖へと駆け上がる。
4、5km上がってきた所にあるのが箱根湯本駅。 大体の応援者が沿道を埋め尽くすのではないだろうか?
逆に6区は、芦ノ湖を折り返して下り坂を一路、元の大手町へと戻って行きゴール。
さて、本日の概略ルートでは周回コースを描くことになるようだ。
箱根湯本駅に近い日帰り温泉前にて着替えを預けてストレッチ。
国道一号線を西へ、登り坂の最中、宮下町交差点を左折し強羅方面へ。
小涌谷駅を通過して国道一号線の最高標高点874mに向かう。
芦ノ湖への複合交差点を旧東海道へと下って行く。
この後、七曲りの九十九折を下り切って、国道一号線にぶつかり左折。
箱根湯本駅を通過して日帰り温泉でゴールとなり、累計27kmとなる。
なんと言ってもリーダーの人徳に魅せられた集団だと感じた。
至る所で皆さんに気遣っているし、物腰も柔らかく、皆に好かれている。
夜の部、後の懇親会で本人の武勇伝をお聞きしたが、あの富士登山競争レースで滝野川自衛隊と競っている。
五合目を1時間以内で通過し、山頂は2時間一ケタで突入している市民ランナー?なのである。(タメ息!)
そんな彼を先頭に、全体を六区間ぐらいに分けて、休憩を挟みながらランして行った。
全体が側溝の上や、道路脇を一列になり登って行く様は、なんだか可笑しげだが結構いいもんだと思う。
しかし恐るべし市民ランナー ペースが崩れない。 女性陣も強いこと乱れない。
バス停・宮下町・小涌谷にてトイレ昼休憩を取り、再び上り坂へと駆け上がっていく。
手袋を付け忘れたので手がかじかんで寒いこと寒いこと。
やがて最高標高点にたどり着くと-3℃の掲示板があるが、冷たい風が通り抜けていく。
トラックが横を通過すると、風が脇を流れるので体が持っていかれるし、強風でランナーの体が一瞬止まってしまう、下り坂ランなのに!!
下り坂では私設エイドがお迎えして下さった。
リーダーの奥様を始め、その家の主の方も快く我々ランナーを出迎えて下さった(感謝!)。
ここからの下り坂が九十九折のハイライトで4分10秒ぐらいで駆け下りていく。
リーダーの足捌きが面白く、参考になったが、滑りそうな傾斜路面にタイトコーナーの連続は、
これが結構ふくらはぎと足に来る。
最後は、天狗さんの所でショートカットか、国一へ突入か、二択ができる。
大きな橋を渡ると、見晴らしの良い箱根湯元駅に戻って来たが最後のスパートです。
温泉の駐車場にてゴールして、なんだか達成感を味わった。
夜の部は小田原駅前にて懇親会。
鍋を囲んで皆さん盛り上がっていました。
また来年には参加しますので宜しくです!
奥山