アルパインクライミング教室2014 <三ツ峠>
アルパインクライミング教室4回目は山梨県の三ツ峠です。天候が怪しい状況でしたが、梅雨の合間に天気が回復してくれました。K会長が急遽行けなくなるというアクシデントはありましたが、無事に行ってくることができました。
前日まで天気が怪しまれましたが、なんとか回復してくれました。
8:40 登山口駐車場は満車状態。なんとか駐車し、林道を登っていきます。
昨日の雨の影響でぬかるみもあり、霧も出てきて岩の状態が心配になります。
三ツ峠山荘の横を通り抜けて進みます。
そして、 ひたすら下っていきます。
10:00 屏風岩に到着。受講生からはこれか~という声が。
しかし、案の定、岩に水が滴っている状態。こんなんで登れるの~!?
今回登る予定の右フェイスはかろうじて乾いていて一安心。
10:30 4パーティに分かれ、一般ルートを登ります。
私のパーティは若手のT澤君とN谷さん。やはり1ピッチ目は緊張するようです。
N谷さんに続いてT澤君も登ってきました。
2ピッチ目。先行しているH田さんパーティはT字クラックへ取付くも壁がぬめって苦労しました。
うちのパーティは十字クラックへ取付きましたが、こちらもクラックが湿ってジャムが決まりません。
セカンドはT澤くんも苦労してましたが、何とか登ってきてくれました。
続くN谷さんも悪戦苦闘の。でも、なんとかクラックをクリアしました。
H田さんパーティのセカンドの方々も大変な状況に。
先にトライしたO野さんに代り、まずはO塚さんが登ってきました。
3ピッチ目はNo.15のクラックから。
初めのクラックが少し登りづらいですが、後は問題なし。
4ピッチ目。そのままⅡ、Ⅲ級のクラックを直上します。
13:10 天狗の踊り場に到着。
自分たちが先頭なので、最終組が到着するまでだいぶかかりそうです。
だいぶ時間がおしてしまったので、最終組を待たず、昼食が終わった人から懸垂下降をすることに。
H田さんが先行しロープを張り、自分が確認の上、順番に下りていきます。
O野さん
T澤くん
制動がしっかり効くか確認した後、セルフビレイを解除します。
N谷さん
Tさん
I井さん
一瞬、霧が晴れました。そういえば登っている間は霧に包まれ高度感がなかったですね。。
2回目の懸垂下降。声が届かないので中間地点で中継しました。
O野さん
I井さん
O塚さん
N谷さん
Tさん
K合さん
M野さん
講師のO山さん
結局、全員が取付きに戻ったのは16時過ぎでした。
16:30 屏風岩を後にします。
17:30 駐車場着。各車に分かれて帰路につきました。
岩が湿っていたり、霧が晴れなかったりといいコンディションとは言えず、時間もかかって
しまいましたが、事故、怪我もなく、無事にクライミングを楽しめたと思います。
受講生の方も悪戦苦闘した場面もあったかと思いますが、楽しかったという声もあり、
アルパインクライミングの楽しさを感じることができたのではないでしょうか。
次回はいよいよ最終の小同心クラックです。(報告者:O澤)