4月11日(月) 子供の頃から静岡市内の山を遊び場?としていたと言うHSさんをリーダとして、5人で安部奥の藪ルート7人作りの峰に、読図の感覚を養う、ことも兼ねて楽しんで来ました。
新窪乗越側に登る大谷嶺登山口に1台車を置き、梅ヶ島新田・稲荷大明神鳥居から登り初め、七人作りの尾根と呼ばれる藪ルートのメインの尾根を通り、大谷嶺~新窪乗越~扇の要に下り、朝 車を置いた大谷嶺登山口に降りてくる行程。
このルートの七人作りの尾根と呼ばれる藪ルートには、殆んど標識や目印は無い、バリエーションルートです。
登山開始の新田・稲荷大明神鳥居・7時35分
思いの外、急で高い石段を登りきると、上の神社が有る。今日の藪コギが無事故で有りますように祈る。
最初からかなりの急登を登る
地図とコンパスを頼りに方向を定めて登る
この杉林を過ぎると本格的に藪コギになります。
ここが7人作りの峰の三角点、注意しないと見落とす所だった。8時59分
笹が体に巻きつき中々前に進めない
以前藪コギした者が通った跡、この様な処が有ると一息つく。
少し開けた処で一休み
途中まだ雪が残っている。
行き先を太い倒木が塞いている
厳しい藪コギも終わりに近づいています。1768mのピークを過ぎた平坦地で昼食。11時46分
抜け落ちた、まだ新しい鹿の角が落ちていた。さすが人のほとんど入らない場所だと思われた。
まだまだ藪コギが続きます。
7段沢の鞍部当たりを登る
いよいよ大谷崩れが見える処まで来た、この右側を稜線づたいに登って行く
ここ1~2年で、この大木も大谷崩れに飲み込まれてしまうのかと思うと自然の恐ろしさを感ずる。
大谷崩れを気にしながら鉢ビツ山に向かう
もう一本鹿の角を見つけたよう・・・!とリーダーさん
先ほど登って来た鉢ビツ山を背に、今にも大谷崩れに飲み込まれようとしている杉の大木。
途中可憐な花が疲れを癒やしてくれました。
無事大谷嶺に到着、14時頃。今日挑戦した7人作りの峰”藪コギ隊”のメンバー5名です。
藪コギを無事通過して、ヤレヤレと思いきや、七段沢のコルから鉢ビツ山そして大谷嶺への登りは、思いのほかキツイ登りで、4つん這いになり、熊ザサの根を掴みながら体を持ち上げて進む連続でした。
これから先は一般登山道で、新窪乗越から扇の要に下る行程のみ。
新窪乗越、14時52分
大谷崩れを下る途中で、振る返り新窪乗越方面を撮る
落石をさせないよう慎重に下る。
扇の要の大谷嶺登山口に着く、15時49分