2009年5月1日~4日
北鎌沢出合~独標
4時起床し、5時半頃には出発します。
夜半はそれ程寒くもなく、熟睡できました。
朝から北鎌沢の急登は辛い!!それでもまだ日が当たる前の雪は締まっていて登りやすいです。
昨日のニセ乗越で500mを直登し、今日は650mを直登しなくてはなりません。
湯俣からの徒渉を繰り返しながらのコースも大変だとは思いますが、この北鎌沢の直登コースも
かなり大変です。
沢の中腹まで登り、上を見上げるとさらに傾斜が強くなった斜面にクラクラしてしまいます。
北鎌沢を登り切り、ようやく北鎌のコルへ到着。コルには湯俣からの先行者のトレースがあり
ホッとしました。
P7方面に目をこらすと、何と人がいます。そしてその後ろにも2パーティーいます。
この時期に北鎌尾根を縦走する人は少ないと思っていましたが、北鎌沢からは自分達も併せて
3パーティー、湯俣からは3パーティーいました。
北鎌のコルで、後続のFさんTさん、Kさん会長を待ちます。
会長は68才と高齢の為、急登だと足取り重く思うように進まないようです。
その為、自分達パーティーも3人、2人の2パーティーに分かれ進む事にしました。
P8を登ると、目の前にP9天狗の腰掛、その後ろにはP10独標が見えます。
天狗の腰掛までも急登です!このザックの何と重い事!共同装備を含めると16kg程は
あるのではないでしょうか。かなり軽量化に努めましたが、もっと軽量化できたかもしれません。
背後には北鎌尾根の下半分のP7~P3ぐらいまでが見えました。
独標基部の取り付きの到着。
ロープを使うと3ピッチぐらいです。
先行パーティーがロープを使い取り付いたばかりだったので、こちらもロープを使う事にしました。
ロープを使うと安心でき、アルパインって感じがします。
1ピッチ目は一歩目の踏み出しが怖いですが、アイゼンを蹴りこみステップを
しっかり付けていけば問題ありません。
つづく・・・
投稿者・トシゾー