数年前より計画していた「小同心クラックでつくも草を見る」。
天気予報の晴れ日を調整していたら清掃ハイクの日と重なってしまった。
担当者に不参加お詫びのメールを入れ、晴れを信じてIさんと出かけた。
余裕をもって赤岳鉱泉前泊。
毎回辛い大同心稜も疲れなく快調だが、上がるにつれガスが濃くなって来て、壁は全く見えない。
余裕をもって赤岳鉱泉前泊。
毎回辛い大同心稜も疲れなく快調だが、上がるにつれガスが濃くなって来て、壁は全く見えない。
ぱらつく雨、濃霧、5℃。
大同心基部手前で風を避けながら震えて思案する。
一番の早道は大同心沢を登って稜線に出る、だが登路はガスに閉ざされ見えない。
こんな筈ではと、携帯で予報を見ると寒気が入り込んで来たようだ。
一番の早道は大同心沢を登って稜線に出る、だが登路はガスに閉ざされ見えない。
こんな筈ではと、携帯で予報を見ると寒気が入り込んで来たようだ。
1時間ほど待ったが天候の回復する様子は見えない。ガスで足元も怪しくなった岩場に、ひょっこり鹿が出てきて「オバサン達、何してんの…」と首を傾げている。
「止めた方がイイよ!」と言いに来た様で、「ハイハイ」と敗退を決意。
「止めた方がイイよ!」と言いに来た様で、「ハイハイ」と敗退を決意。
無雪期の横岳西壁周辺は登ったことがないと云うIさんを誘って、登らせて貰おうと思ったのに残念!
帰路の車中から見た八ケ岳は黒い雲の中、鉢巻道路はどしゃ降りだったので、下山を納得した。
梅雨時の花なのに陽が差さないと開花しないという我儘な“つくもちゃん”に逢いたいな~