6月19日は大樽沢に登りました。
今シーズン最初の沢は、大樽沢になりました。Ryu君が電話をしてきて「沢に行きたいんですけど・・・」ということでした。
8:00 駐車場集合・出発 9:15 大樽沢入渓 12:30 尾根 16:30 白石橋到着
今シーズン最初の沢は、大樽沢になりました。Ryu君が電話をしてきて「沢に行きたいんですけど・・・」ということでした。
8:00 駐車場集合・出発 9:15 大樽沢入渓 12:30 尾根 16:30 白石橋到着
▼最初の滝に取り掛かります。昨日と異なり、気温低め。
今日はRyu君がリーダーということで先頭を行きます。人が登った後なら、登れるということが分かりますが、先頭はそれがないので緊張します。どうということなく登っていくあたり、なかなかのものです。私、濡れるのが嫌でなるべくぬれないところを登りたかったのですが、そうもいきません。
▼これが一番の滝。ここにハーケンを打ちながら登る、というのが彼の本日の目標です。日陰で、濡れてけっこう体は冷たくなってくる。
10m位の滝ですが、ハーケンを打つのは初めて。「けっこう緊張するなぁ…」と言いつつ登っていきました。左から入ってピナクルのあるテラスでハーケンを打ち、最後は右の滝の落ち口へ抜けます。テラスまでは簡単にいきましたが、落ちてくる水の中でやたら寒がっていた。ハーケンを打つ場所が見つからないようであった。手間取っているので心配になって「ピナクルでランニングを取ろう」と伝えた。それからついにハーケンを打つ始めた。だんだん音が変化して利いてくることが分かった。少し進んで、もう一本。こちらは簡単に打ったが一本目ほど良い音ではないので、効きが悪いように思えた。でも本人は2本目の方が効いているように思っていたという。登るルートをしばらく探していたが、登り切って終了。初めの計画通り、トップロープにしてここを登ることにした。忍者君が1回目を登った後、ハーケンを回収しながら私が登った。効きが良い1本目の回収はてこずったが、2本目はあっさり抜けた。効きが良いほど抜きにくい、当たり前か。
▼2本目の忍者君は圧巻であった。水流の正面突破にチャレンジしたのであった。ガバだらけ、と入っていたが水流がきつくてなかなか上がっていかない。時々、全身が激流の中に入り込んでいった。Ryu君と私は見ていてよ~やるわ、と思ってゲラゲラ大笑いしながら楽しませてもらったのだった。
2回目は私がハーケンを打ちながらトップロープで登り、Ryu君が回収した。登ってみるとわかるが、ピナクルのあるテラスは安定していた。水で冷たいけどね。ハーケンを打つリスを探すのはてこずる。打ち込んで効いてくると音が変わってくる。上の写真で忍者君の左手の岩面を左から入って右へ抜けて終了するのがリードのルート。右へ抜ける2手ほどが悪い。2回目のRyu君は左の小さな水流を上がった。
▼激流と闘った後はやたらと寒くて腹が減る!
▼日が当たって少しホッとする。でも、この後歩き始めるとやっぱり暑くなってくる。
と、これで終わればよかったのだが、・・・・。