鷲頭山、月末クライミング

10月最後の週末は、会山行恒例の月末クライミング。
前日は、千葉沖を通過した台風21号の影響で、かなりまとまった雨が降り、コンディション的には今一つでしたが、秋晴れの中、会の皆さんと今シーズン初の「鷲頭」へ行ってきました。
朝7時に集合場所の清水を出発し、9時過ぎに岩場へ到着。


その朝一のメインウォールの状態ですが、まあ予想はしてましたが、ETの顔はびしょびしょ、壁一面に染み出しが・・・


なので朝一は、岩場で一番早く日が当たる「最左端ルート」から・・・というか、ここしか登れる所がない。
しかし、今日の「最左端ルート」は、上からチョロチョロ水が流れてるし、沢登り状態・・・
クライミングシューズが一度濡れると、スメアは効かなくなるので、朝一のリードはしんどかった~
写真は今年6月に入会し、クライミングを始めたばかりのツクダニくん。


メインウォールにも日が射して少し待っていると、壁も徐々に乾いて登れそうな状態に。
マンボウ(10a)と、クラシックルートのつもりが間違えて、メイズ右の無名ルート?(5.8くらい)にトップロープを掛けました。
マンボウもここしばらく登られていないようで、壁には黒くコケが付き、スタンスが滑ってリードは怖いのなんの・・
マンボウに取り付く、この9月に入会したテンコウさんと、右はアラジン君。


「めっちゃ楽しい!」とマンボウにハマっていた、やるき満々のツクダニくん。
クライミングを始めたばかりの外岩って、何もかも新鮮&刺激的で楽しいんですよね~。
マンボウは出だしから悩むし、核心越えはバランシー!楽しい好ルートだと思います。


新人の皆さんに負けちゃいられないぜ~と、メイズ(10d)を登るイデッチと、マンボウに取り付くO野さん。


会最年少のイデッチと同い年だという20代のアラジン君は、愛知の山岳会でクライミングをやっていたとのことで、初めてながらもメイズをトップアウト! 良い登りをしていました。
私もメイズをトップロープで。今シーズンこそは、このメイズをやっつけなくては・・・


最後は、右壁クラックの更に右壁にある、三島労山の方が開拓された「FinePitch(10d)」をやることに。
しかし、このルートも、出だしから苔々ヌレヌレで滑る滑る・・・
写真は、途中から息子の颯ちゃんを連れてやってきた、リュウのオンサイトトライ!
「トシゾーさんは、2便目でRPした」とリュウに言ったら、「一撃する!」と意気込んだのでしたが・・・


まあ、そんなに甘くはないね~。何とか登れるラインを見つけ、トップアウトしました。
私もリードで登りましたが、前回使った△ホールドがポロリと欠けてフォール・・・
あちゃ~アテにしていたホールドが無くなってしまうとは。。。
何度かのトライの末にムーブを見つけトップアウトできましたが、ここも今シーズンの課題になりそうです。


山岳会の平均年齢は益々高くなっていく中、若い人が入会してクライミング人口が増えて、うれしい限りです。
岩場のコンディションは今一つでしたが、一日楽しくクライミングができました。
鷲頭山は岩場こそ小規模ですが、海も見えて大好きなゲレンデですね。
イデッチも鷲頭に燃えているし、新しく入会された方々にも声を掛けて、また近々訪れたいと思います。
皆さん、またご一緒しましょう!
                                           by もりっしー