茶臼岳植生復元活動に行ってきました。

6月11日、12日
今年、南アルプス高山植物保護指導員??になりました。(花の名前も知らないのですが)
早速第一回目の活動が茶臼小屋付近の植生復元活動です。小屋付近ではかって、
高山植物の種類が多く豊かな「お花畑」が存在していましたが、ニホンジカの食害により
かっての姿は見られなくなってしまいました。平成20年より対策として防鹿柵を設置しました。
夏の初め、柵の網を掛ける作業です。秋はその柵の網を降ろす作業があります。
今回は網柵を復元する作業をボランティアの皆さんと県の職員、南アルプス自然保護官
(レインジャー)の11名で行いました。労山からはMZさん、私、TKが参加しました。
安倍っ子のMYさんもいました。東京から参加したした人もいます。

地下足袋を履いてお花畑に入ります。まだこの時期、花は咲いておりませんが、今年は花が咲くのが
早いようで、レインジャーの方が先週、北岳に行って来ましたが、北岳草はもう終わりになりそうだと。
現場は急斜面で滑り易くやりにくい。去年、降ろした網柵をあげるのですが、編み目に植物が
成長し、慎重に外しながらあげていく。二組に分かれながらテンションを掛けながら張っていく。
作業は午後の半日ほど掛けて終了しました。本来なら茶臼小屋に泊まる予定でしたが、
横窪小屋に荷物を置いて、道具だけもって上がり、それでも茶臼小屋までは2時間以上は
かかる急登が続きました。登山道の脇には”イラカガミ”が咲いていました。
小屋では梁から吊ったランタンのほのかな明かりで遅くまで山談義が続きました。
帰り林道の上の方から鹿の鳴き声が盛んにしていました。
それでは第二回目のからの報告をたのしみに。次は荒川岳です。参加の方よろしく。
初めの投稿なのでご指摘がありましたら、お教えください。